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ところ変われば色も変わる 第15回 色は皮膚でみている!

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強い紫外線の影響から「独自」の進化を遂げたタイのカラー文化。最前線を行くMichiko Taokaからの報告――。

三重苦で有名なヘレンケラー女史。この方の文章を読むと、四季折々の草花や旅先での町の風景などについて、じつに的確に色を表現しています。視力を失った人間が、どうして色についてくわしく描写できたのでしょうか。彼女はなんと、視覚以外の感覚を使って色を感じてきたといわれています。

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自伝では「人間はみな、その歴史が始まって以来経験してきた、印象や感情を理解する一種の力が与えられているように思います」と記されてます。

ただし、これはヘレンケラーだけが特別に優れた感覚の持ち主だったということではありません。最新の研究では「どうやら皮膚は色を感じているらしい」ということがわかってきています。

目を閉じれば真っ暗でなにも見えないじゃないか、と思うかもしれません。でもちょっと待った!美肌の大敵「日焼け」がなぜ起こるか、女性ならよく知っているはず。そう、原因は日光に含まれる紫外線です。

日焼けとは、紫外線に皮膚が反応して火傷と同じ状態になっていること。つまり、皮膚には目に見えない光を識別しているのです。ならば、目に見える光だって皮膚が認識している可能性があるとは考えられないでしょうか。

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皮膚の角質バリアにダメージを与え、赤、緑、青の光を当てると、青い光で回復が遅れ、赤い光で回復が早いことがわかっています。これは、バリア回復に必要な資質の分泌が、赤い光では促進され、青い光では抑制されるから。また、皮膚には、目と同じく光の明暗を感じるタンパク質が存在することもわかっています。

色と人の関係はまだまだ謎だらけ、でもどうやら、人は目だけで色を認識しているのではなさそう。ベッドまわりや下着は「見えないから適当でイイや」なんて言ってられません。目はみてなくても、皮膚が見ていることをお忘れなく!

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