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ところ変われば色も変わる 第7回 勝負カラーを自分でチェック!

強い紫外線の影響から「独自」の進化を遂げたタイのカラー文化。最前線を行くMichiko Taokaからの報告

美術家で色彩学の権威ヨハネス・イッテンは、著書で「自然界の四季の中にすべての色彩があり、調和がある」と述べています。

四季の色は、異なる生活環境に生まれ育った人同士でも、なんとなく共通のイメージを持てるもの。このイッテンの考えをヒントに、後にアメリカで考案されたのが「フォーシーズン(春夏秋冬)」の分類法です。

「フォーシーズン」の分類は、基本のイエローベースとブルーベースをそれぞれ2つに分け、4タイプに体系化したもの。イエローベースは「スプリング(春)」と「オータム(秋)」、ブルーベースは「サマー(夏)」と「ウインター(冬)」に分かれます。

現在、「パーソナルカラー診断」と呼ばれるものは、だいたいこの分類法が基礎になっています。では、早速自分がどのタイプなのか診断していきましょう。カラーリストが診断する場合は、通常「ドレープ」といわれる布を顔の近くにあててみていきます。

プロのカラーリストにみてもらうのが望ましいですが、肌や瞳、髪などの色から自分でもおおまかに判断することができます。
ただし、セルフチェック時には次の点に注意してください。

日中、自然光のもとで行うのがベスト。そうでない場合は、できるだけ自然光に近い昼白色の蛍光灯のもとで行う(赤みを帯びた白熱灯では正確なカラー診断はできません)

化粧をせず、必ずノーメークの状態で診断する。

日焼けしていない肌本来の色のみで判断する(腕や足などは肌の内側の色をみる)

髪をカラーリングしている場合は、もともとの色をチェックする。

以上の注意点を確認したら、鏡の前に座り、自分の肌、瞳、髪の色をじっくり観察しながら、以下の質問に答えてください。

1、 肌の色は?
A つやがあり、透明感があるベージュ肌
B ピンク系で薄い、マット肌
C マット感があり、シミのできやすい肌
D 色白か色黒、暗いピンク系のベージュ肌

2、 瞳の色は?
A 輝きのある明るいブラウン
B 明るい赤みのあるブラウン、グレーがかったソフトなブラック
C 暗いブラウン
D 黒に近いブラウン、ブラック

3、 髪の毛の色は?
A つやのある明るいブラウン
B マットで柔らかなブラック、赤みのあるダークブラウン
C つやがあまりない、黄みのあるブラウン
D 硬めでつやがあり、青みのあるブラック、黄みのないダークブラウン

4、 全体のイメージは?
A 親しみやすい、キュートでポップで元気な印象
B 上品で涼やか、ソフトでエレガント
C ゴージャスで深い、健康的
D モダンでシャープ、クールな印象

ABCDのうち、一番数が多かった項目はどれですか?一番多かった項目が、あなたのタイプを示しています。

・Aが多かった人→スプリング(春)

・Bが多かった人→サマー(夏)

・Cが多かった人→オータム(秋)

・Dが多かった人→ウィンター(冬)

同数の項目があった場合、両方のシーズンにまたがる可能性があります。間違っていては元も子もないので、一度はプロに診断をしてもらうことをおススメいたします。

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