「タイ発のファッション」と聞くとエスニックテイストのバッグや、タイシルクのスカーフなど「ジムトンプソン」などの古風なイメージを持っている方が多いのではないだろうか。
タイは以前から「世界の縫製工場」と呼ばれており、世界各国のファッションブランドがタイ国内に工場を構えて、世界中に展開していく生産拠点としても有名な場所でした。しかし、最近では単に縫製工場にとどまらず個性あるデザイナーが地の利を活かし独自のブランドを立ち上げるような環境変化しました。
各ブランドの店舗展開もタイ国内にとどまらず、イギリス、フランス、アメリカ、日本などの先進国にも出店するブランドが増えているとか。
そこで、今回は世界的にも人気のある“タイ発”の女性ファッションブランド5つを紹介。
有名デパート4軒に店舗を持つ人気ブランド「Kloset」
2001年に設立された「KLOSET」は、バンコクの有名モール4軒に店舗を構える人気ブランド。同ブランドはタイ国内のみならずアメリカ、イギリス、フランス、日本にも展開しており、奇抜なデザイン性は各国から注目されている。
[box type=”note”]Klosetのブランドインフォメーション:
KLOSETのオフィシャルサイト
KLOSETファンページ[/box]
仲良し3姉妹が手がけるファッションブランド「Sretsis」
ブランド名は“Sisters(姉妹)”を、後ろから読んだもの。タイ出身のデザイナーPim、マーケティングのKly、ジュエリー担当Matinaの3姉妹が手がけるファッションブランド。彼女らが作り出すアイテムは、貝殻や人魚をモチーフを使ったワンピースや、ダイヤをくわえた猫のリングなど、作品に対して毎回ファンタジーな世界観を強調しており、若い世代からも多くの人気を得ている。
[box type=”note”]Sretsisのブランドインフォメーション:
Sretsisのオフィシャルサイト
Sretsisファンページ
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ロンドンの有名ファション大学を主席で卒業した実力「Disaya」
Central St. Martins大学の学生時代からその才能を開花させたタイ人のデザイナーDisaya Sorakraikitikulが2005年に設立したブランド。Disayaのデザインは、彼女の情熱とデザインへの深い理解から形成されており、“遊び心がありつつも洗練された”デザインと評価を受けている。大胆かつ繊細なラインは若い世代から年配世代の女性まで人気がある。
[box type=”note”]Disayaのブランドインフォメーション:
Disayaのオフィシャルサイト
Disayaファンページ[/box]
カルチャー、アート、シンプルを融合させた「Milin」
未来的かつ機能的なスタイル提案を表現するデザイナーMilin Yuvacharuskulは、英国のCentral St. Martins College of Arts&Designの卒業生。英国やバンコクで雑誌や映画のコラムニスト、ファッションスタイリストとして活躍した後、NYに渡り、カラースペシャリスト、トレンドマーケティング、Jill Stuartの元でファッション術を取得。現在はバンコクベースで自社ブランド「Milin」のデザイナーとして活躍中。
[box type=”note”]Milinのブランドインフォメーション:
milinのオフィシャルサイト
milinファンページ[/box]
ユニセックスブランド「Curated by Ek Thongprasert」
Curated by Ek Thongprasertは、2009年にタイ・バンコクでスタートしたユニセックスブランド。ELLEなど、多くの雑誌やメディアでとり上げられている注目のブランド。芸術的なアイテムは、多くのファッションマニアの心を魅了している。
[box type=”note”]Curated by Ek Thongprasertのブランドインフォメーション:
Curated by Ek Thongprasertファンページ[/box]