日本政府観光局(JNTO)は11月21日、10月の訪日タイ人旅行者数が11万7900人(前年同月比13.9%増)となったと発表しました。同月としては過去最高。これで、1~10月の累計は90万900人(前年同期比16.0%増)となり、年間100万人は確実でしょう。
タイ⇔札幌感を週7便から10便に拡充
訪日タイ人の勢いがまだまだ続くと見たタイ国際航空は4日、バンコクと札幌を結ぶ路線を増便したと発表。現在の週7便から10便に拡充したそうです。さらに、来年3月末まで「ホッカイドウ・ウインター・ブレーク」(2泊3日、1万8,700バーツ~)、「ホッカイドウ・スノー・フォーエバーファン」(4泊5日、3万6,300バーツ~)の限定パッケージツアーを組むと言います。
福岡県事務所再オープン
一方で、訪タイ日本人向けの観光需要が増える中、タイ政府観光庁(TAT)のユタサック総裁は、同庁の福岡事務所を11月30日に再びオープンしました。同事務所は過去に10年以上開いていましたが、2016年に訪タイ日本人の伸び悩みを受け、一旦は閉鎖。2年ぶりの設置となりました。
TATは、「まだまだタイを旅行したことのない若年層向けにPRしていきたい」とコメント。ちなみに、今年の日本人観光客数は163万人(観光収入750億バーツ)を予想し、20年までに年間200万人を目指しています。