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「洪水対策は万全」とタイ政府。9月5-7日に放水実験、日系企業からは驚きの声!

未曾有の被害となったタイの大洪水から間もなく1年。今年の洪水被害が懸念される中、治水対策を担当する科学技術省のプロードプラソップ・スラッサワディー大臣が、来月上旬にもバンコク都内で大規模な放水実験を行うことを明らかにし、論議を呼んでいる。

プロードプラソップ大臣によると、実験期間は9月5日~7日を予定。バンコク都内の複数の場所で実験的に放水を行うという。

現在、バンコク都内では運河の補強工事と浚渫作業が進められており、この効果を裏付けるのが目的。チャオプラヤ川の水位が上がる9月下旬を前に、運河の「耐久性」について明らかにすることで、政府への支持を取り付ける狙いもあるものと見られる。

これに驚いたのが、7000社以上が進出する日系企業。関係者の一人は「治水実験は重要だが、この時期に行うことには戸惑いを覚える。万が一にも実験が失敗した場合、損害は計り知れない。誰が補償するのか」と懐疑的。情報収集を急ぐとしている。

昨年の大洪水では、国内線専用のドンムアン空港があるバンコク北部や周辺部で大規模な冠水が発生。場所によっては2ヶ月以上も水が引かず、企業活動や住民生活に大きな影響を残した。

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