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40代からのタイ就職

40代からのタイ就職
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先日 、知人から「 タイで就職したいと考えているんだけど、いい求職情報サイトはないか?もしくは何か情報を持っていないか?」と聞かれました。この知人は男性で40代、 ある職種でのキャリアがあり、また副業を立ち上げていて、それも軌道に乗っているように見えていました。ところがタイでの生活を希望しているといいます。

日本人の就職に必要なことは?

タイにおける日本人の就職環境というのは たぶんこの10年でも いろいろと変わってきていると思います。まず10年前に比べて「日本語ができればOK」という 職場は減っているのではないでしょうか。数年前からのアジア就職ブームで新卒第二新卒が大量に流れ込み、30代40代の日本でのキャリアがある人たちは「あなた色に染まります」だけでは仕事は見つけられません。また、日系企業における 日本人の現地 採用基準や育成戦略なども色々見直されていると聞きます。特に近年は駐在員の数を減らし、現地採用を積極的に活用しようという流れもあるので、むしろ即戦力でその業界における知恵やコネクション、キャリアを求める求人もあります。

とはいえ、タイ語もしくは英語が出来なければ、タイ人のスタッフとの意思疎通に問題が出ます。タイ語を学びながら仕事を続けるのはなかなか大変なものです。会社の補助があれば金銭的な負担は免れますが、接待や土日の出勤・ゴルフの多い会社やポジションでは時間的な制約も多く、タイ語の習得には苦労するでしょう。それらをクリアできる体力とやる気の維持も必要です。

最近は電車通勤も日本並みの通勤ラッシュ。車通勤はいわずもがなで、かなり過酷な通勤事情となりつつあります。

また、周囲の話を聞いたり、私自身の経験から言えることですが、日本語を話すタイ人のレベルは年々上がっており、日本で大学を卒業した人や就職した経験のあるタイ人が労働市場に出回っています。志をもって専門分野を学び、すでに日系企業で数年の勤務経験があるタイ人がライバルとなるわけです。顧客が日本人担当を求めている、というのでなければ厳しい競争となることが想像できるかと思います。

「なんでもします!」と言ってしまったことで買いたたかれたり、 法律違反スレスレの 条件で働くことになって、結果的に金銭的にも身体的にも疲弊し、キャリアアップにもならないまま帰国するのでは、帰国後も苦労します。親の健康や子どもの進学など、自分以外の家族の状況が変わった場合も考えておかなくてはなりません。

健康と安全にもコストがかかる

せっかくの海外就職です。タイに夢をもって来る以上は買い叩かれることなく、楽しく安心して暮らせるほうがいいのは当たり前。このさき何年タイに暮らすかわからない中、健康を維持するためや安全を確保するためのコストもよく考えなくてはいけません。日本での健康保険、年金の支払いをどうするのか、タイで就職する会社には退職金規定、保険の備えはあるのかどうかなども必要な検討条件です。

優先順位と、それを支えるだけの金銭的余裕。計画はしっかりと。

いくらタイでも未経験の人に工場長を任せるようなことはありませんし、40過ぎての転職は条件が厳しくなるのは日本と同じ。これらのことから、知人には 信頼する人材派遣会社を紹介し、「自分ができること」「自分がどうしても譲れないこと」をきちんと考えておくように、とアドバイスをしました。志を持って海外に来るのは皆同じ。40代ともなればその次の転職が厳しいことも考え、来ることを目標にせず、その先のことも長い目で考えて行動することを強くおすすめします。

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ライター
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