ブラックライトで照らすと、発光する模様が妖艶に浮かび上がる。映画館や水族館など、暗いスポットで素敵な空間を作り出すのに欠かせないのが発光インク。発光インクの中でも、特に高い技術を使ってつくりだされた「トリックプリント」がこの度タイに進出。まずは、チケットの偽造防止として使用開始されました。
「前回のコンサートでは、約200枚の偽造チケットが見つかりました」そう話すのは、多くのコンサートに主催者側として関わる日本人。タイ人・欧米人はもちろんのこと、日本人アーチストのコンサートのチケットは高額なことが多く特に偽造チケットが問題になる。「つい先日開催された日本を代表する大物歌手のチケットは、瞬く間に完売したことから多くの偽造チケットが作られました」
開催会社も手を拱いているだけでなく、バーコードやプラスチックカードによる偽造防止など数々の策を講じているものの、実情はいたちごっことなっている。
そんな中、注目されている技術が「発光インク」による偽造防止策。関係者は「チケット一枚の価値は200Bから高いものだと1,000Bを超えます。特に高額なチケットには偽造防止策が欠かせなくなると思います」と話す。目には見えないインクを使って印刷しブラックライトで確認することができるトリックプリント。販売時にチケットに「しるし」を印刷しておき、コンサート入り口で偽造有無の確認できるため、業界関係者が注目しています。
価格は、名刺サイズの印刷で100枚が2,000バーツ(データ入稿時)。納期は約3週間となる。
詳細問い合わせはエスアールエムプラス株式会社(柴)まで。