バンコクを中心にアジア各地で音楽活動を続けるDJ TO-RU。彼自身が抱える音楽レーベル「BOMBCLAP RECORDS(ボンクラップ•レコード)」が、以前に拠点としていたバンコク郊外のクラブ街(RCA)を離れ、このたびバンコク中心部に「GOJA Gallery Cafe」として新たにギャラリースペースをオープンする。
GOJA Gallery Cafe (ゴジャ•ギャラリー•カフェ)とは?
2012〜2013年にかけてモバイル•スクリーニング(イベント会場にてTシャツや布製品に印刷を施す)というパフォーマンスを、バンコク各地に出没して繰り広げていた「BOMBCLAP RECORDS」。
レーベル独自のオリジナルデザインはもちろん、数々のアーティストによってデザインされたアートを、その場で刷りおろしたTシャツにおとしこむ、「移動Tシャツ工場」としてのパフォーマンスは記憶にあたらしい。
このたびオープンする「GOJA Gallery Cafe」の運営元は、それらのイベントに携わったBOMBCLAP RECORDSのオリジナルメンバーによって構成されている。
近代文化と古典文化が交差するバンコクのローカル地域
今回移転した先はバンコクのメインストリートのスクンビット。BTSはプラカノン駅より徒歩5分の場所で以前はヘアサロンだった雑居ビルの一階を改築して工事には約3ヶ月を費やした。
元々様々な国の人たちが住むプラカノン駅周辺。隣接するエカマイ駅は開発が進んでいるがこの駅の近くは昔ながらの街並みを残し、地元のタイ人が慣れ親しんだ屋台や露天が多く並んでいる場所だ。
これまでバンコクで目にした綺羅びやかなギャラリースペースではなく、様々な人種とローカルのタイ人にアートを伝え、より多くの共感者や発展を作ることが「GOJA」が持っているコンセプトとなっており、あえてバンコクの中心部から外した理由がそこにある。
バンコクから変化し続ける世界のアートを発信する場所
バンコクのローカルから世界へ発信するギャラリー GOJA最近巷で注目されているのが「80-90sのリバイバル」。80〜90年代の文化に影響を受けた現在30代~世代が独立し、自分たちの居心地のいい空間を作るというケースが多々起きている。
「ギャラリー運営というのはビジネスとしては厳しいが、それでも本当に好きで実際に手に取って、買ってくれる人は絶対に存在するはずだし、今後もそれは変わらないモノだ」と運営メンバーは語る。
GOJAギャラリーカフェはアート好きな人や、子連れのファミリー、音楽家、ペインターなどが好きなときにふらっと来て談笑出来る自由な空間になっている。
ジャンルやスタイルをごちゃ混ぜにクロスさせ、新たな文化を派生するニュープラカノンスタイルの「GOJA Gallery Cafe」の展開に注目だ。
GOJA Gallery Cafe
5/2 Soi Peedeepanomyong 3 Peedeepanomyong Road Klongtoey Phrakanong Bangkok 10110 Thailand連絡先:085-848-7576
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