タイ東北部のナコーンラーチャシーマー県内のデパートで9月3~11日まで開かれた絵画展で、同県内の女子大生が仏陀(ぶっだ)の頭にウルトラマンの体を描いた作品に、賛否が相次いだ。
SNS上で炎上し作者は謝罪
作品がインターネット上で話題になったため、絵は撤去。この女子大生は、大学の副学長や仏教関係者などにワット・ブン・プラアラームルアンに連れて行かれ、寺の本尊で謝罪した。
女子大生は「仏陀が魔物を追い出し、世界を平和にするヒーローのような存在であることを作品で表現したかった。仏教を冒とくする気はなかったが、不適切だった」と語った。
作者をかばうタイの人間国宝
一方、女子大生をかばう声もある。タイの芸術家で人間国宝のチャルームチャイ・コーシットピパット氏は「独創的な絵なのに、非難されたら子どもが挑戦する勇気をなくしてしまう。負けないで素晴らしい作品を作り続けて」とエールを送った。
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