日本の伝統的な和紙にタイの上質なインクを使ってプリントした版画展「Thai Ink / Japanese Paper」が、5日からチェンマイの「Baan Tuek Art Center」で始まる。タイでは初めての催し。
チェンマイ出身の著名な版画家5人が「CAP版画工房」(チェンマイ)でプリントしたものを持ち寄り、出展する。和紙は、四国・徳島県産の本場の「阿波和紙」を使う。
版画展は28日まで。初日の5日は、午後6時からオープニングレセプションを執り行う。入場は無料。会期中は会場内で、Aa4サイズの阿波和紙も安価で販売する。
チェンマイでの版画展終了後、秋にはバンコクでの開催も予定している。来年2014年には「アワガミ工場」のある徳島県、阿波和紙伝統産業会館で巡回展も開催するという。
巡回展のお知らせは子細決定後、washi.awagami.or.jp/hall/event/eventlist.php に掲載される。