5月9~11日の3日間、タイのパラゴンデパートにて、タイ最大級のコミコン(40万人規模!)「THAILAND COMIC CON 2014」が行われた。
ポップカルチャーの祭典『THAILAND COMIC CON 2014』
「THAILAND COMIC CON 2014」とは、日本やタイのアニメ、漫画、ゲーム、おもちゃ、映画などを集めた、いわゆる「ポップカルチャー」の祭典。バンコク中のアニメ好き、マンガ好きが一同に集まる、いわばコミケのようなものである(日本のそれほど規模は大きくないけれど)。
中でも今回期待が大きかったのが、THAILAND COMIC CON 2014内のコンテンツ「TOKYO GIRLS TOWN(以下TGTと表記)」で、これはCOOL JAPAN×TGC プロデューサー鈴木おさむ氏が手掛けている(当日はご本人も来場されていた)。
イベントの内容は、ざわちんなどがモデルとして出演したアパレルブランド「FIG&VIPER」のファッションショーや益若つばさによるメイクショー、全員イケメンで身長が180cm以上の「SOLIDEMO」のライブショーをメインステージにて展開するなど、多彩なコンテンツで現地ファンや現地在住日本人を楽しませた。
鈴木おさむ氏が提案した『TGT』とは?
TGTとは、TOKYO GIRLS CORECTION(TGC)が経済産業省とともにCOOL JAPANの一翼を担うコンテンツとして発足したプロジェクト。
日本のガールズカルチャーを世界へ発信し続けるTGCがCOOL JAPANとタッグを組み、「女の子の大好き」が詰まったKAWAII文化のプラットフォーム、発信基地を作りたいという思いのもと誕生した。
海外企業によって企画・運営されているJAPAN EXPO の、日本発ガールズ版を作り、ファッションだけでなく衣食住全てにおいて、日本のトレンド・女の子の大好きなものを発信していくという試みだ。
またTGTブースでは、タイのガールズがわれもわれもと無料つけまつ毛レクチャーなどの列に並び、大変な賑わいを見せてた。
ひときわ目立ったアパレルブランド『FIG&VIPER』
そんな中でもひときわ目を奪われたのが、前出のファッションショーも行われたアパレルブランド「FIG&VIPER」。
日本ではすでにギャルという定義が曖昧…というかなくなってきているが「ネオギャル」と呼ばれる新しい文化が、日本では浸透してきつつある。
ネオギャルとは、①ハイパーブリーチをかけた白系金髪、もしくはピンク、パープル、ブルー系の髪色にしている。②SNSやインスタグラムで海外の情報をキャッチし自ら発信している。③男モテは気にしない!女子モテを意識。④メイクは太眉、濃い目のリップ、キャットアイ。④ごつめのアクセサリーをつけている…など
そしてそのネオギャルの先駆者でありカリスマ、ポップアイコンとなっているのが「FIG&VIPER」のプロデューサー植野有砂なのである。
今回会場にも実際足を運ばれ、ご自身でトルソーにコーディネートされていたのが印象的だった。
撮影をお願いすると、さすが元モデル。笑顔がとても凛々しく、なるほど、これからの日本のガールズはもとより、世界中のガールズを引っ張っていく担い手というのはこういう人なんだろうな…と思わずにはいられなかった。
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まだ始まったばかりのTGTプロジェクト。これからの積極的な活動と大きな躍動への期待が止まない。