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アップデートされるタイの公共インフラとズレ!?

高架鉄道延伸、バリアフリー強化、高速鉄道開発

BTS新駅、8月に運行開始 年内にさらなる延伸予定

タイ高速度交通公社(MRTA)は5月28日、8月にBTSグリーンラインの新駅「ラップラオ交差点駅」までの運行を開始すると発表した。同駅は「モーチット駅」より1駅分北に位置する。年内にはさらに北へ延伸し、「パホンヨーティン24駅」、「ラチャヨーティン駅」、「セーナーニコム駅」、「カセサート大学駅」の4駅を開通させる予定という。
source:morning news

バンコクの高架鉄道BTS

車いすも電車に乗りやすく ARLにスロープを初導入

タイ国有鉄道(SRT)の子会社であるSRTETのステープ社長は5月21日、スワンナプーム国際空港とバンコク中心部を結ぶエアポート・レール・リンク(ARL)の各駅に、国内初の車いす用のスロープを導入したと発表。同社長は「スロープがあれば障がい者の方々も電車を利用しやすくなり、さらに利便性が高まるだろう」と強調。駅や電車の係員らに、設置方法やスムーズな案内のための指導を徹底するという。
source:khaosod

Photo By Khaosod

3空港を結ぶ高速鉄道2024年に完成見込み

政府は5月28日、タイ国有鉄道と有力財閥「CPグループ」が提携し、スワンナプーム空港、ドンムアン空港、東部ラヨーン県のウタパオ空港を結ぶ高速鉄道計画に着工すると発表。総工費は2,245億バーツ。6月15日に両者が正式な契約を交わし、同グループが向こう50年間の利権を保有するという。完成は2024年の予定。
source:Sanook

Photo by Sanook

タイの公共インフラのズレ!?

高速鉄道の整備、地下鉄や高架鉄道といった都市交通の延伸工など、地方や郊外からの都心へのアクセスが便利になる中、日本では考えられない想定外のトラブルが多発している。

2018年6月には乗客のスマートフォンのWIFI電波と車両の無線システムが干渉を起こし、通勤ラッシュ時に列車が停止するトラブルが発生。数日間続いたこの問題は地元メディアやSNS上でも運営システムの脆弱さを指摘する声が殺到した。また、今季から導入されたQR決済対応の新型券売機は決済処理スピードが非常に遅く、駅構内の混雑緩和は解消されず毎朝乗車制限をかけている駅もある。

中国、香港、シンガポールなどの影響を受けて近代化をすすめるタイ王国。しかし、インフラ運営に関する業務の改善や効率化に対する意識については未だ発展途上国と言わざるをえない現実もある・・・

人の流れが止まる改札前
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