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タイ王国の貧富の格差

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1%のタイ人が富の67%占める

バンコクに住んでいると「タイは経済発展した国だなあ」と思う人も多いでしょう。ところが、クレディ・スイスが発表した2018年の推計によれば、タイは上位1%の富裕層が国全体の富の約67%を占めているそうです。格差は調査対象40カ国のうち最大。しかも、所得の差は広がる傾向にもあります。

タイ企業の株式の約36%をたった500人が保有

そんな情報を裏付けするニュースが地元紙に掲載されていました。タイ中央銀行系列の「プアイ・ウンパーコーン経済研究所(Pier)」の調査結果によると、タイ企業の株式の約36%をたった500人が保有しているそうです。

しかし、そんな500人は年間で平均1億200万ドル(約31億バーツ)の収入を得ていると言われています。この結果は、タイ企業の株主210万人に関する商業省のデータに基づく分析だそうです。

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富の再分配は租税制度や社会保障制度の整備

有識者によると「タイでは財閥企業があらゆる産業を独占に近い状態で、この状況が年々、拡大している。競争原理が働かないの理由だ」とのこと。

富の再分配には、租税制度や社会保障制度の整備が必要です。こうした課題に政府がどう動くか気になるところですね。

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