タイに続き、今季から複数の日本人サッカー選手がプレーするようになったタイの隣国、ラオス。産声をあげたラオス・プレミアリーグが先週末全日程を終了し、ラオ・トヨタFCに所属する日本人、本間和生選手がリーグ得点王に輝いた。
ラオスサッカー特集・第2弾は、ラオスで大爆発した異色のストライカー・本間和生選手を紹介する――。
ハンガリーで長く活躍した“東欧のサムライ”
本間選手は、異色の経歴を持つストライカーだ。Jリーグでプレーすることなく22歳で海を渡り、セルビアリーグで2シーズンプレー。その後、ハンガリーリーグに移籍して9シーズンに渡って活躍した。
未だにハンガリー1部リーグでプレーした日本人選手は本間選手のみと、まさに異色のプロサッカー人生を送ってきた“東欧のサムライ”だった。
以下は、ハンガリー時代のゴールシーン集。“日本人らしくない”とも評される豪快で力強いプレー、その得点力の高さがこの映像からもよくわかる。
17試合29ゴールの大爆発!!
そんな本間選手が34歳となった今季、ラオス・プレミアリーグへ移籍。全18試合中、累積警告で出場できなかった1試合を除いて全試合先発出場すると、なんと17試合で29ゴールという驚異的な記録でリーグ得点王となった。
以下は最終節のハイライト。最終戦でもゴールを積み重ねた本間選手は、背番号18。
ラオスでの日本人選手増加に拍車!?
今後、ラオスでプレーする日本人選手は増加していくと思われる。日本人が初めてラオス・プレミアリーグに参戦した今季、本間選手の大活躍はその流れに拍車をかけそうだ。