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タイの人々の暮らし 第10回 タイ人はアルコールをどのくらい消費しているか?

平均的なタイの人々の暮しを紹介する連載企画「タイの人々の暮らし」。今回は、ビール、ウイスキーなどお酒のお話。街角のレストランで美味しそうにグラスを傾ける姿はよく見かけるけど、タイの人々は一体どのくらいお酒を飲むの?という素朴な疑問にお応え!

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ごく一般的なタイ人世帯が1ヶ月に金額にしてどのくらいアルコールに支出しているかをまとめたのが上図。地域ごとに差があるのが特徴。

バンコク首都圏では349バーツで、30日で割ると1日11バーツ。これでは缶ビール(小)25~35バーツの1本分にもならない。意外にアルコールにお金を使っていないことがわかる。

地方に行くと、さらにアルコール支出は減る。最も低いのはバンコク首都圏を除くタイ中部。わずか181バーツ。同上の缶ビールだと、わずか6本分。1週間に1.5本しか飲まない計算になる。

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「安く大量買いして家で飲んでいるんじゃないの?」という疑問を持つ方へ、次は「家飲み」と「外飲み」の比較。同じように平均的なタイ人世帯が1ヶ月にそれぞれどれくらい支出しているのかをまとめたデータが上図。

やはり、レストランなど「外」で飲むより、「家」に帰って飲んでいることが分かる。とはいえ、金額はそれほど高くはない。

こちらも地域によってバラつきがあるのが特徴。オフィスワーカーの多いバンコク首都圏で意外にも「家飲み」が多いことが分かった。さらに、チェンマイやチェンライのある北部で「家飲み」の比率が高かった。

一見、意外なタイ人世帯のアルコール事情。タイの人々は、アルコールは必ずしも必要ではなく、家族や友人とおしゃべりをしながら食事を摂ることが最も楽しいと考えているようだ。

微笑みの国タイ。街を歩けば誰彼となく、笑顔で挨拶を返してくれる。それがタイ。人々は親切で、温かく、また来てみたくなる、心のふるさと。でも、実際に現地のタイの人たちがどんな暮らしをしているのかまではあまり知らない。新企画「タイの人々の暮らし」では、そんなタイ人家庭の様子や、ごく普通のタイ人がどんな暮らしをし、どんなことに関心を持っているのかを一話完結で紹介していく。

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