タイの人々の暮らし 第7回 食品の持ち帰り(中食)文化・頻度と外食

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毎週金曜日に掲載している新企画「タイの人々の暮らし」。一般のタイの人々がどのような生活を送っているのかをご紹介、衣食住ごとに1話完結でお届けしている。「食」のシリーズ連載中の今回は、意外に多い「持ち帰り」のお話。新たなビジネスチャンスにつながるかも!?

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前回は、ごく一般的なタイ人消費者のエンゲル係数(生活に必要な消費支出のうち飲食費が占める割合)を取り上げ、世帯1ヶ月あたりの外食費と内食費(自宅で調理する食品・食材を購入するのに充てる費用)の対比も明示した。

実は、タイにはもう一つ無視し得ない「食」に関する支出のカテゴリーがある。いわゆる「持ち帰り」。日本では「中食」とも呼ばれているもので、定義付ければ「調理済み持ち帰り食品に対する支出」。

屋台文化の色濃く残るタイでは、帰宅途中に屋台や飲食店、スーパーに立ち寄り、惣菜や弁当、クイティアオ(タイの麺類)を持ち帰るのが一般的。店内で食べる外食と違い、余計なものを頼む必要もなく、お金を使わないで済む。

その持ち帰りにかける支出(内食費)と、外食にかける支出の対比をしたのが最上図。レストランなどでの外食費に対し中食費が遜色ないことに気付く。バンコク首都圏で3対2、東北部イサン地方では4対3にもなる。

では、一般的なタイの人々が、どの程度の頻度で食材を持ち帰っているのかを聞き取り調査したのが下図のデータ。anngle編集部が6月の中旬以降、バンコク・スクンビット地区で実施した。

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対象は帰宅途中のOLを中心に50人。20歳代~50歳代まで。屋台などの店頭で買い物待ちをしている人に声をかけ、聞き取りした。(苦労した)

回答を見ると、1~2回と3~4回が合わせて8割にも上った。買わないという人もいたが、毎日と答えた人もいた。全体を見ると、かなりの頻度で持ち帰りしていることが分かった。

これだけ馴染みの深い「持ち帰り」文化。店内で食事してもらうことも大切だが、テイクアウトも意外にいけるかも。次回は外食のお話(予定)。

微笑みの国タイ。街を歩けば誰彼となく、笑顔で挨拶を返してくれる。それがタイ。人々は親切で、温かく、また来てみたくなる、心のふるさと。でも、実際に現地のタイの人たちがどんな暮らしをしているのかまではあまり知らない。新企画「タイの人々の暮らし」では、そんなタイ人家庭の様子や、ごく普通のタイ人がどんな暮らしをし、どんなことに関心を持っているのかを一話完結で紹介していく。

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