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タイ経済は減速してるのか?

タイ経済は減速してるのか?

世界経済の低迷や米中貿易戦争の余波など、経済指標に繋がる内容でプラス話はありませんね。タイ中央銀行も2019年6月の主要経済指標(速報値)を発表し、「タイ経済は減速が続いている」としています。個人消費や輸出入などが鈍化・減少し、頼みの綱の観光業においても微増に留まっているそうです。

貿易関連軒並み減

まず、個人消費については個人消費指数(PCI)の伸び率が鈍化。政府の経済支出と資本支出が共に減少し、自動車・自動二輪の販売や民間投資も低迷していることが理由なのだとか。また、米中貿易戦争による世界的な景気後退のため輸出額も伸び悩み、6月は前年同月比2.1%減。中でも、石油関連製品の価格や輸出量減が目立っています。

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さらに、タイからの主要輸出品目であるハードディスクドライブ・集積回路、米や天然ゴム、砂糖といった農産品も軒並み減少傾向にあります。輸入に関しても、6月は金額ベースで同9.6%減と大幅に落ち込みました。前述の原油をはじめ、多くの原料価格が下落し、輸入量も減少したことが要因に挙げられ、国内の民間投資に影響を及ぼしています。

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頼みの綱の観光も鈍化

観光業でも、5月のマイナスからプラスに転じたものの、同0.9%と微増に留まりました。これは、中国経済の減速による中国人観光客数の減少が主な理由だそうです。明るい話題といえば、民政移管を果たしたことによる国際社会からの信頼回復と、前政権からほぼ政権が維持されているため政策転換の可能性が低く、投資家への不安要素が少ない点でしょうか。

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