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タイ総選挙2019の結果発表!第1党は……。

タイ総選挙2019の結果発表!第1党は……。

THAI ELECTION 2019

タイでは5月4〜6日に、ワチラロンコン国王(ラマ10世)の戴冠式が盛大に執り行われ、新時代が幕開けしました。それと呼応する形で8日、タイ選挙管理委員会は、民政移管に向けて3月24日に実施した総選挙(下院定数500)の比例代表(150議席)の結果を発表しました。すでに選挙のことを忘れてしまっている人もいるかもしれませんが、タイでは8年ぶりに総選挙後が行われ、現在の軍政から民政移管される過程にあるのです。

ずさんな選管対応に批判も

ところが、タクシン元首相派の中各政党のひとつである国家維持党が、ワチラロンコン国王の姉に当たるウボンラット王女の首相候補擁立を打ち出したと思えば、すぐに同日深夜「王女擁立は不適切」との国王声明が明らかになったことで事態は沈静化。同党は解党することになりました。そのほか、投票数と開票数が一致しなかったことで、首都バンコクなど一部の選挙区で投票と集計をやり直されたり、選挙管理委員会のずさんな対応に批判も高まりました。

mohamed_hassan / Pixabay

閑話休題。さて結果はいかに

反軍政の急先鋒と言われたタクシン元首相派のタイ貢献党が第1党となり、親軍政の国民国家の力党が第2党となりましたが、単独過半数を獲得する政党はでませんでした。つまり、今後は新政権樹立に向け、反軍政派と親軍政派の多数派工作が焦点となります。現在のところ、総選挙後すぐに行動を起こした反軍政派の7党が255議席に達したとされていましたが、選管の発表によると245議席に留まり、過半数には一歩及ばず。今後の動きが注目されます。

タイの総選挙

経済優先!政治停滞はやめて

とはいえ、次期首相の選任は、下院議員と事実上、軍政が任命する上院議員250人を加えた750人で選ぶため、親軍勢派は下院で過半数を確保できなくても、プラユット現首相の続投が可能となります。ただし、仮に反軍政派が下院で過半数を獲得すれば、不信任案が可決。重要法案が通らず、不安定な政権運営を強いられる可能性もあります。プラユット暫定首相の続投は濃厚のようですが、政治停滞による経済低迷だけは避けたい人も多いはず。形だけでも、新政権を樹立させ民政移管を果たして欲しいものです。

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