Now Reading
最近のタイ経済は成長しているのか!?

最近のタイ経済は成長しているのか!?

気になる最近のタイのGDPは?

地元紙によると、タイ財務省が2019年の国内総生産(GDP)成長率の予測を下方修正するそうです。主な要因は、輸出伸び率の鈍化にあります。当初、財務省では今年の伸び率を4.5%、GDP成長率を4.0%と予測しました。米中貿易戦争の影響が軽微とする識者の意見もあり、期待している人もいたかと思います。しかし、内需は回復しているものの、世界銀行が発表した「世界経済の減速」の影響により輸出は伸び悩み。結果的に、同成長率は4.0%に達しない見込みなのだとか。

quinntheislander / Pixabay

米中貿易戦争の影響はある!

また、タイ中央銀行もこのほど、同成長率の予測を4.0%から3.8%に、輸出伸び率予測を4.1%から3.1%に修正しました。こうした予想は、昨年暮れの輸出減少でメディアでも「米中貿易戦争の影響による中国経済の成長率が低下し、サプライチェーンにも打撃を与えたことがタイ経済に逆風となる」という記事があったため、予想できていた人もいるでしょう。

さらに同行は2月の主要経済指標(速報値)を発表し、「タイ経済は拡大が続いている」としました。何より、個人消費が全ての分野で伸びたそうです。中でも米や天然ゴムといったタイの主要農産物の価格が軒並み上昇したことで、農家所得が増えたほか、非農家世帯や公務員の所得も堅調に増えて、消費者信頼感指数が上昇したからだそうです。一方で、タイGDPの約1割を支える観光業は、外国人観光客が旧正月の反動減で中国人観光客が減少したことで、伸び悩んだそうです。加えて、前述の輸出減予想に絡み、2月の輸出額は前年同月比1.7%減となり、これは米中貿易摩擦が少なくとも影響しているようです。

TRAMP & Xi Jinping

「2014年比べたら全然いいじゃない」byソムキット副首相

とはいえ、現政権の経済担当であるソムキット副首相はとあるセミナーで「2014年5月のクーデターによりタイのGDP伸び率は0.9%まで下がった。今の数値を誰が予想しただろうか」と発言。まさにポジティブですね。

政権がどうなるかは判明していませんが、形式的には民政移管になります。経済界からすれば、とにかく政権運営がストップしないよう、早々に政権を決めてもらいたいことでしょう。

© 2019 ANNGLE(THAILAND)Co.,Ltd. All Rights Reserved.

Scroll To Top