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『タイリーグ歴代アジア人選手ベストイレブンに6名の日本人選手が選出』

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現在タイではコロナウイルス感染拡大防止のための緊急事態宣言が発令されており、それに伴いタイリーグはリーグ中断を余儀なくされている。当初は4月18日再開と発表されていたが、現在は9月の再開に向けてタイリーグは動いている。

タイリーグ各クラブはグラウンドでの練習ができない状況にあるが、フィジカルコンディションの維持、そしてクラブへのロイヤリティの維持も含めて、オンラインでのトレーニングを続けるなど今後どうなるか先行き不透明な状況の中でも活動を続けている。また、タイリーグではこのリーグ戦が中断している期間でもファンを楽しませるためにSNSなどを使い様々な企画を打ち出している。その1つがこちらの「タイリーグ歴代アジア人選手ベストイレブン」の発表だ。

タイリーグ歴代アジア人ベストイレブン

1996年に開幕したタイリーグはこれまでの歴代24シーズンの中でのアジア人選手ベストイレブンを4月1日に公式で発表している。これにより発表された11名の選手にノミネートされた日本人は6名。11名中6名とは多いようにも感じるが、これまでタイリーグでプレーする外国人選手の割合で日本人選手はブラジル人選手に次ぐ2番目に多かったことを考えれば自然なことかもしれない。また、今回ノミネートされた選手の中で現役でプレーしている選手はチョンブリFCに所属する櫛田一斗のみとなっており、それ以外の選手は2010年から2017年ほどの間にタイリーグで活躍した選手が選出されているのが特徴的だ。

タイリーグの歴史の名を残した日本人選手達

以下が今回タイリーグが発表したタイリーグ歴代アジア人選手ベストイレブンに選出された日本人選手達だ。

■ノグチ・ピント・エリキソン/GK
1981年/リオディジャネイロ出身

タイリーグでの在籍クラブ
-サムットソンクラームFC(2010-11)
-PTTラヨーンFC(2012-13)
-サムットソンクラームFC(2014)
-アユタヤFC(2014-15)

■岩政大樹/DF
1982年山口県出身

タイリーグでの在籍クラブ
-BECテロ・サーサナ(2014)

■櫛田一斗/MF
1987年/京都府出身

タイリーグでの在籍クラブ
-チョンブリFC(2011-15)
-パントーンFC(2015)
-チャイナートFC(2015-16)
-チョンブリFC(2020)

■猿田浩得/MF
1982年/広島県出身

タイリーグでの在籍クラブ
-シラチャFC(2009)

-バンコク・グラス(2010-13)
-ポートFC(2014-15)
-チェンライ・ユナイテッド(2016)
-ウドンタニーFC(2017)

■平野甲斐/MF
1987年/島根県出身

タイリーグでの在籍クラブ
-ブリーラム・ユナイテッド(2013-14)
-アーミー・ユナイテッド(2015-17)

-ランパーンFC(2017-18)

■下地奨/MF
1985年/沖縄県出身

タイリーグでの在籍クラブ
-BECテロ・サーサナFC(2013-14)
-ポリス・ユナイテッド(2015)
-チャイナートFC(2016)
-ウドンタニーFC(2017-19)

タイリーグによって発表された「タイリーグ歴代アジア人選手ベスト11」 引用:Thai League Facebook page

これまでタイリーグでは元日本代表の茂庭照幸、今シーズンはバンコクユナイテッドでプレーする細貝萌、ハーフナー・マイクなど、日本のサッカーファンであれば誰もが知るような有名選手も在籍していたが、彼らではなく日本では無名とも言える選手達がタイリーグで高い評価を得ていることは興味深い点だろう。

日本人以外で選出されている他国の選手達で言えば、オーストラリア人のマット・スミス、韓国のキム・ドンジン、バーレーンのジェイシー・ジョンなどは各国のA代表でもプレーしてきた経歴を持つ選手達であり、自国でも代表選手として高い評価を得た上でタイリーグでも評価されているが、それに対して多くの日本人選手達はなぜタイリーグで高い評価を残すことができたのだろうか。

多くの日本人選手達がタイリーグで高い評価を得た理由とは

2011シーズンから2015シーズンまで名門チョンブリFCで活躍し、その後、オーストラリア、Jリーグを経て今シーズンから古巣のチョンブリFCに復帰した櫛田一斗に多くの日本人選手が印象的な活躍をした数シーズン前と現在との違いについて話しを聞いた。

2011シーズンのチョンブリFC。櫛田一斗(22番)にとってはタイリーグでの 1シーズン目となった
2011シーズンのチョンブリFC。櫛田一斗(22番)にとってはタイリーグでの 1シーズン目となった 引用:Chonburi FC Facebook page

【櫛田一斗選手より】
「歴代アジア人ベストイレブンに選んで頂いたことは素直に嬉しいです。やはり、一昔前に活躍していた日本人選手達が多く選ばれている理由にはタイミングが大きく影響していると思いますね。自分は2011シーズンにチョンブリFCに加入したわけですが、その頃は1チームに1~2人は日本人選手がいるような印象がありましたし、実際自分が所属していたチョンブリFCは選手・スタッフ合わせて8名の日本人が所属し、日本人が必要とされているという需要の波があったと思います。

その波がある時に日本人選手が活躍したことで今度はハードルがグッと上がってしまい、今ではさらに実績のある選手、クオリティの高い選手が求められるようになったのではないでしょうか。それが今回のベスト11の選出に影響しているように感じます。正直、一昔前と今を比べてもタイ人選手のプレーのクオリティや、タイリーグの試合のレベルが上がっているようには感じません。

しかし、環境面や選手のプロフェッショナルとしての意識は大きく変わっていると感じています。これから若い世代がこういった環境で成長することでタイのサッカーはさらに伸びていくのではないでしょうか。

現在、チョンブリFCはチームとしての活動はZOOMを使ってのオンラインでのトレーニングだけですが、コンディションをしっかり維持してリーグの再開に備えたいと思います。」

タイリーグの発展に影響を与えてきた日本人選手達

現在、タイのサッカーはタイ人選手のJリーグでの活躍、元日本代表監督の西野氏が率いるタイ代表の躍進によりさらなる発展の時を迎えようとしている。しかし、その発展にはこれまでタイリーグでプレーしてきた多くの日本人選手達の活躍も大きく影響しているはずだ。

その中で特に影響の大きかった選手として今回コメントをくれた櫛田一斗を含む6名の日本人選手達がタイリーグ歴代アジア人ベストイレブンに選出されたという形になっているのだろう。現在、2020シーズンは中断となっているが、今後タイリーグでさらなるインパクトを残す日本人選手が出て来るのか、今から期待したい。

2011シーズンのチョンブリFC。櫛田一斗(22番)にとってはタイリーグでの 1シーズン目となった
2011シーズンのチョンブリFC。櫛田一斗(22番)にとってはタイリーグでの 1シーズン目となった 引用:Chonburi FC Facebook page
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