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バンコクで9年目を迎えた地鶏専門店 長田 謙一インタビュー

Mito Spirits (Thailand) Co.,Ltd. / 長田 謙一

正直に誠実に 9年目を迎えた「けんぞう」スタイル

–事業内容やどういったコンセプトでお店を作ったのか教えてください。

飲食事業として「地鶏家けんぞう」という地鶏料理専門店を経営しています。その当時の2006年は、居酒屋や日本料理店はあっても丁度その間の業態は、ほぼありませんでした。

そこで地元で既に繁盛していた友人運営の鶏料理店、居酒屋でも高級料理店でもなく女性同士でも気軽に行ける雰囲気の良い店舗、美味しい地鶏料理をメインとする日本のクオリティをそのままタイで実現しようコンセプトでつくりました。

–立ち上げ時の苦労話など何かエピソードがあれば教えてください。

準備期間中からオープン後しばらくは本当に大変でした。資金に余裕がなく施工は日系企業に依頼できず、タイのローカル企業とお付き合いすることが多かったのですが、やはり感覚の違い、言葉の問題が多々ありうまく進みません。

何度もやり直しをして余計に追加料金が発生したり、頼んだものが期日どおりできなかったり。本当にオープンできるのかなと毎日不安で眠れませんでした。

そんなとき、たまたま近所に住んでいた日本食レストランで10年働いていたというタイ人と出会い、色々と心配してくれ最終的には現在のマネージャーとなっています。それからはその人のおかげで奇跡的に全てのことが順調に進み、なんとかオープンすることができました。

–経営者として大切にしていることは何ですか?

飲食店なので、味の追求、料理の改善などももちろん大切なのですが、私は「人」を大切にしています。

協力してくれる社員がいるからこそ、9年間お店を続けることができました。一緒に働いてくれている社員に私は常に誠実で感謝の気持ちを忘れないようにし、具体的な行動に移すことを心がけています。

特にここは日本ではなく、タイで商売をさせてもらい生活していることを肝に命じ、関わっているタイ人に最大の感謝と敬意を払うことを大事にしています。

–社員とのコミュニケーションの部分で気をつけていることなどはあるのですか?

社員に対して常に正直に誠実に対応しています。それが社員との信頼関係を築くために欠かすことができないものだと思います。

-個人としての目標や夢はありますか?

独立したからには、縛られることなく自由な発想で行動していける自分になることです。そのために責任を果たし、共鳴する仲間(社員)を育て自由な選択を自分でできるようになることが目標です。

また、関わった人々がここにいて本当によかったと心から思ってくれるような会社にできれば私も幸せです。

–今後のビジョンについて教えてください。

自分自身のレベルを上げて更に高いクオリティの料理、空間をつくりあげ、それに関わる人達が皆幸せになれるよう少しずつマイペースで飲食事業を広げていきたいと思っています。将来的にはタイ以外の近隣諸国での展開も興味があります。


名前: 長田 謙一
会社名: Mito Spirits (Thailand) Co.,Ltd.
役職: 代表取締役
言語: 日本語、タイ語
業務: 飲食

長田 謙一:1972年生まれ。茨城県出身。22歳のとき、香港に本社がある旅行会社に就職し、タイ支社に配属になる。その後タイに本社がある旅行会社に転職しトータル10年。30歳を越えた時期から将来のことを真剣に考え始め、2年後既に飲食業を営んでいた地元の友人とお店を立ち上げるために退職。2年間の準備期間を経て、2006年34歳のときにMito Spirits (Thailand) Co.,Ltd.を設立し、「地鶏家けんぞう」をオープン。

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Written by Visionaleaders

Visionaleaders

VisionaLeadersは、Visionary(先見の明のある)とLeader(先導者)という二つの意味を込めた造語です。経済発展が著しいアジアで活躍する経営者たちの熱き想いを、インタビューを通じ国や人種を越えて余すことなくお届けしています。

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