,

タイでDJ活動10年「MASA NIWAYAMA」独占インタビュー

MASA NIWAYAMA 西日本ツアー記念特別インタビュー
MASA NIWAYAMA 西日本ツアー記念特別インタビュー

毎週末多くの外国人が密集するタイのクラブ。その中で約10年間、独自の音楽スタイルでフロアを魅了してきたバンコク在住の日本人DJ、MASA NIWAYAMA。

DJ活動を開始した2003年頃は主にハウスやテクノを中心としたプレイスタイルだった彼。しかし、数年間の活動を通してタイのルーツ・ミュージックを掘り続けるMAFT SAI(ZudRangMa Records)と出会い、2000年後半にはワールド・ミュージックという分野にも視野を広げていった。

そして先日、これまで知り合ったアーティストとの繋がりから本人初となる西日本ツアーが決定。出身地の北海道を皮切りに鳥取、京都、米子、岡山、広島、福岡、山口、島根、大阪、神戸と合計11箇所を回る。今回は彼のタイでのDJ活動と初の西日本ツアーについて独占インタビューを行った。

タイ・バンコクを中心に10年間DJ活動を続けてきたこと

masa niwayama Interview
──バンコクでDJ活動を始めた理由、またはキッカケはどんなことだったんですか?
MASA:クラブのダンスフロアーで踊っている頃から、DJブースからの景色を見てみたいなとずっと思っていて、10年前に知人と服屋をすることになり、DJをはじめて音楽を通してお店や友達などを増やせたらなとうのがきっかけです。

シーロムのBREAKS
シーロムのBREAKS

その頃、シーロムにあるBREAKSの噂を聞いて、実際DJの経験もないし、機材もバンコクにないし、レコードのそれほど無かったのですが、勢いでやらせてほしいとオーナーに聞いたら、『木曜日が空いてるから、試しにやってみたら』と言うのが、スタートです。

──これまでのバンコクでのDJ活動で印象的だったイベントまたはパーティは?
MASA:凄い良いパーティの夜って、次の日に『楽しかったね』『やばかったね』って感じで、あんまりはっきりした記憶がないのが殆どです。特に印象にあるのはこの5つ。

BREAKSでのイベント/Q BARでDJ 56 aka GOROと第二第四木曜日に、レジデントでやっていたEARTH BEAT。/MAFTSAI NATKINGSOULとのイベント DEEPHOUSE BROTHERHOODや  はじめて、自分1人でカオサンのバーではじめた”極楽 is Super relax”/HIROO君と始めて、今はNK CHANと続けているGIANT SWING/CHRISがいなくなった後で参加したMAFT SAI主催のISAN DANCEHALL

これらのイベントは、定期的にやっていたイベントなので、特に印象があるし自分の音楽の幅やDJの基盤、オーガナイズの仕方など色々な経験になりました。

他にも単発的に色々なイベントに呼ばれて、DJもしてきたので、ここにはあげませんがとても良い刺激を頂いてきました。

GIANT SWINGIN’
GIANT SWINGIN’

──MASA NIWAYAMAにとってタイで音楽活動する面白さとは?
MASA:タイに長くいるので、外国ってことを忘れてしまっているのですが、 色々な人種が混ざりあう、パワフルなフロワーは、とても楽しいです。音楽に国境は無いというのを、いつも感じます。

──MASA NIWAYAMAにとってタイで音楽活動する大変さとは?
MASA:難しさは、オーナーが多国籍なこともあり、言葉の壁や、箱が求めている音があって、でもこちらが求めている音でいきたい時に、必ずヤバイ夜を見せて、納得してもらうこと。バンコクの音楽シーンに、どうやって食い込むか、逆に言えば、それがやりがいです。

──MASA NIWAYAMAが10年間見たタイの夜の音楽シーンとは?
MASA:広い範囲また全てのイベントに行っていないのでわかりませんが、周りの友達や知人がするイベントは、最新のクラブミュージックからワールドミュージックもライブのイベントも含めて、バンコクの夜を楽しめるイベントばかりだと思います。

日本のように箱自体の数は少ないですが、中箱から小箱。おもしろいクラブも少しずつ増えてきたような気がします。近年はギャラリーも増えて、アートと音楽も近い距離で色々イベントもしてきています。

初の西日本ツアー[西日本こっぷんか〜っぷツアー2014]について

masa niwayama Interview
──改めて、西日本ツアー決定おめでとうございます。 今現在の率直な感想をきかせてください。
MASA:夏に日本へ行くこと自体が数年ぶりで、この季節の雰囲気や、行ったことのない西日本の風土、ミュージックシーン、全てが楽しみです。

──初となる西日本ツアーのきっかけはどんなことだったんですか? また、西日本ツアーの話が始まったのはいつ頃からですか?
MASA:このツアーに関しては、特にBASED ON KYOTOのマロンさん、ダイチ君 そして、NEBRASKA/ROJO REGALOのメンバーでもあるシノブ君のお陰で、行けることになりました。まずこの3人がいなければツアー自体は存在していないし、各パーティーのオーガナイザーの皆さんと繋がってはいけなかったと思います。

でも、僕がBASED ON KYOTOの12インチのシングルを買った時に、何かが始まってたのかもしれないですね。そう考えると不思議な気持ちになります。

出身地北海道でのツアー開始イベントのフライヤー

ツアー以外には、札幌の”HAKATA”でKAZUYA aka PEE君 NOBI君のDRONSに参加させてもらったり。大阪でALTZさん MONGOOSEさんのBEYOND THE SEXY神戸はPeace Culture の監督さんに、今回のツアーを締めくくるイベントをして頂いたりと、あわせると11都市をまわるツアーになります。

──今回の西日本ツアーで聴かせるセットはどんなもを考えていますか?
MASA:せっかくタイから行くので今回はワールドミュージック、タイの音楽を中心に色々な国の音楽を持って行きます。あとは最近好きなロックやアフロディスコなんかも持って行こうかと思っています。

──西日本各地を回る上で、音楽以外に楽しみにしていることはありますか?
やっぱり食べ物ですかね。あと方言が大好きなので、色々なところのイントネーショングルーヴに浸ろうかと。GIANT SWINGに来ていただいたゲストにもたくさん会えるので、とっても楽しみです。

──最後に全国ツアーに対してのメッセージをお聞かせください。
音楽を1つのツールに、色々な人たちと触れ合って、たくさんの友達が出来たらいいなと思っています。

ーーーーーーーーーーーーーーー
7/19 札幌/DRONS @ HAKATA
ーーーーーーーーーーーーーーー
Based on Kyoto & mAsa niwayama
[西日本こっぷんか〜っぷツアー2014]

7.25〜26 鳥取/SUN LIFE 2014 @鳥取市 小沢見海水浴場
7.30 京都/PARTY NA CLAP @METRO
8.1〜3 鳥取/サーカス0〜海と太陽の祭り〜(mAsa-niwayama&Based on Kyotoは8/3出演‼︎)
@鳥取県西伯郡大山町末吉レストランすえよし敷地内
8.2 岡山/PARTY NA CLAP @night cafe neco
8.5 広島/PARTY NA CLAP @AJITO
8.6 広島/野外フリーパーティ @原爆ドーム裏の川沿い
8.8 福岡/@Brick
8.9 山口 秋吉台/RAINBOW COUNTRY@RASTIC 庭
8.11〜17 島根/パサール満月祭@パサール
8.15 大阪/BEYOND THE SEXY@NIGHT WAX
8.16 神戸/イベント名のちほど@bapple
ーーーーーーーーーーーーーーー

mAsa niwayama
北海道室蘭出身。2006年、かつてバンコクにあった伝説のクラブBREAKSにてDJを始める。やがて多国籍なオーガナイザー達から誘いを受けるようになり、タイ在住の日本人DJとしては常に第一線に居続ける。

2010年、同じく北海道出身のHIROOと共にパーティー”GIANT SWING”を始動。アジア唯一無二のエネルギーに満ちたフロアを創り上げ、世界各地から訪れた人々から絶賛される。

海外でも注目を集めるレコード店”Zudrangma HQ Records Store”の店員をつとめる一方、オーナーである「タイのKING OF DIGGIN’」Maft Saiの主催する”ISAN DANCEHALL”でもDJを行い、タイ/アフリカ/ジャマイカ/キューバ等のレコードをプレイ。

ディープ寄りな選曲の中でも、ポジティブな姿勢を崩すことはなく、彼がブースに入るとすぐにフロアは適切なムードへと導かれる。他のどの国よりもタイのフロアで過ごした時間が長い彼の感性は、一切の決まりごとから自由で、独特のリラックスした雰囲気の人柄であらゆる人種を惹き付けてやまない。

http://giantswingbkk.com/
http://www.zudrangmarecords.com

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で

Written by Ken

Ken

北海道のド田舎に育ち、札幌、東京、カナダ、アメリカ、タイ、ラオス、カンボジア、シンガポール、マレーシア、香港、中国、ベトナム、スイスを体験。酒で語らず珈琲で喋る

anngleのページ内にコメントを残す