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「バンコクでキレイになろう!」 ユニットライターTom☆Yam、河辺さや香さんと美濃羽佐智子さん

数年ぶりに再会。意気投合、ユニット結成

バンコクに住むタイ人も日本人も、美に対する意識が高くて、とてもキレイな人が多い。肩に力が入ることもなく、むしろリラックスして、オシャレを楽しみながら暮らしている。もっと、たくさんの日本の人にも知ってもらいたいと思って…」

7月半ばに、待望の第1作「キレイを叶える週末バンコク♡」(ダイヤモンド社刊 )を出版したばかりのユニットライターTom☆Yamの2人。発刊に至った経緯についてこう説明すると、顔を見合わせて思わずニッコリと微笑んだ。

河辺さや香さん(左)と美濃羽佐智子さん。河辺さんは愛知県の出身、美濃羽さんは岐阜県。日本で同じ出版社に勤務していたかつての同僚だが、在職中は「あまり面識がなかった」

ともに転職を繰り返した後、とある飲み会の席で数年ぶりに再会。意気投合し、ユニット結成となった。2009年初めのこと。

自分を奮い立たせようと考えた

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とは言うものの、「どちらかと言えば、消極的な選択だった」と振り返る河辺さん。独立する直前まで勤めていた会社では出版事業が突然、打ち切りに。配置替えを余儀なくされ、慣れない仕事に気を遣う毎日だった。

「いつかは独立してフリーのライターに!」という思いは漠然とはあったものの、長引く出版不況、さらにはリーマンショック…。とても「満を持して」という状況ではなかった。「不安で不安で仕方なかった」というのが正直な気持ちだった。

だから、「(出版事業の打ち切りは)きっと、何かのメッセージ!」と努めて前向きに振舞った。「他人(ひと)と同じことをしていてはダメ!」と、Tom☆Yam結成もそれが動機となった。あまり例のない「ユニット・ライター」。前面に打ち出すことで、自分を奮い立たせようと考えた。

「自分がやりたいことにこだわりたい」

一方の美濃羽さん。河辺さんと運命的な再会をしたころは、「そろそろ(会社勤めも)潮時かな?」と考えていた時期。「もっと自分がやりたいことにこだわりたい」と思うようになっていた。

生活情報誌、男性誌、旅行誌…。確かに一通りの経験は積んだが、結局は編集長らトップの補佐役に過ぎない日常の繰り返し。消化不良も感じるようになっていた。「このままでいいのだろうか…」

それだけに、河辺さんからの声がけは、願ってもないチャンスと受け止めた。真っ先に脳裏に浮かんだのは、長年、心の中に温めてきた長期旅行。そして、海外生活…。手始めに、ユニット結成をきっかけに、大好きなタイと日本とを往復する生活を始めてみた。

〝現場〟にだけはこだわり続けた

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初めのころは、どんな仕事も請け負った。原稿の代筆、校正、レイアウト…。今思うと、ちょっぴり我慢が伴う地味な仕事もあった。フリーを宣言したからといって、二人とも劇的に環境が変わるわけでもなかった。

だから、お互い、勘を鈍らせないようにと〝現場〟にだけはこだわり続けた。好奇心だけは旺盛であり続けたいと思っていた。

2010年の上海万博に応募したのは河辺さん。日本館のスタッフとして約半年間、世界の人々と触れ合う機会を持った。かつて留学したことのある中国の地で、アジアの熱気を再確認した。

美濃羽さんも日本での編集の経験を活かそうと、心機一転、バンコクに居住。地元のフリーペーパー2誌で編集スタッフとして働いた。かつてのような「受け身」の自分はなくなっていた。

「Tom☆Yamでよかった!」

新刊本「キレイを叶える週末バンコク♡」は、タイ料理専門ライターとして活躍する白石路以さんからの提案。構想5年、白石さんが温めてきたプランの相談を受けたのがきっかけだった。

「ならば、東京にプレゼンに行きましょうよ!」と誘ったのは2011年末のこと。ところが、大手出版社だけあって、結論が出るまで、さらに1年、待たなくてはならなかった。

発刊元の正式なGOサインが出たのは、ようやく今年になってから。それから半年、精力的に取材を重ね、一気に書き上げた。

流行の最先端で知られるファッションエリアや、私立大学のキャンパスにまで何度も足を運び、バンコク女性の“キレイの秘訣”をリサーチ。自信の1冊に仕上がっている。

先日、東京にいる友達から、書店に山積みとなった新刊本の写真がメールで届いた。Tom☆Yam結成の成果を初めて肌で感じ取った二人。「よかったね!」。すでに頭の中は、次回作の構想でいっぱいだ。

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タイで在留届を提出済の日本人は最新の2012年統計で約5万人。企業などの駐在員や永住者、その家族などが多くを占め、滞在する男性の多くが仕事を持って暮らしている。女性についてはビザの関係から就労が難しいと一般的に理解されているが、実は「働く」女性は決して少なくない。新企画「タイで働く女性たち」では、タイで仕事やボランティア活動などに就き、活躍する女性たちを追う。

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Written by anngle

anngle

常に新たな角度を模索しつつ、これまでにないWebマガジンを作るために、命をかけてanngle(anngle th)らしい企画や、ネタ管理を行なっております。当サイトを読んだ読者のみなさまに新たな発想や、好奇心が湧きますように願う日々。

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