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「非日常の自分が表現できる!」ベリーダンサー、Chocoさん

素直に「綺麗!」と感じることができた

「実は、ベリーダンスに対する第一印象は、あまりいいものではなかったんですよ」。屈託なく笑うその表情に「踊り」への愛着と執着が見て取れる。

大学4年の卒業旅行。友達と旅したトルコのレストランで「初めて目にした」ベリーダンス。ある種〝倦怠感漂う〟大人の世界。好印象とまでには至らなかったが、それでも「何か、頭の片隅に残った」

再び出会ったのは、都内のベリーダンススタジオの無料体験レッスン。踊ってみたところ、素直に「私も綺麗に踊れるようになりたい」と感じることができた

「踊れるようになりたい」の一心だった

KL表彰

それからは「踊れるようになりたい」の一心だった。頭部、上半身、下半身。それぞれが機械仕掛けのように動いて、始めてカタチとなるのがベリーダンス。それだけでも最低1年はかかる。

加えて、中東独特のリズムに表現力、そして振り付け。スタジオのオーディションに合格し、認められて初めて人前で踊ることが許される世界。

学生時代、応援団に所属、チアリーディングに親しんだ経験が背中を押してくれたのかもしれない。厳しい指導に離れていく人もいる中で、認めてもらいたくて熱心にレッスンに励んだ。

世界一周の旅に出た時のこと

兵庫県の出身。都内の大学を卒業後、不動産会社に勤務し、営業→広報と歩んだ。仕事に打ち込む毎日。「このままでいいの?若いうちにもっと多くのものを見ておきたい!」

そうした思いが、自分を世界一周の旅に誘(いざな)ってくれた。2010年秋のこと。あの興奮は今でも忘れない。18ヶ国20カ所、87日間の船の旅。横浜港を大型客船で出航。多くの旅人と知り合った。

中東エジプトへの寄港前夜、船上でアラビアンナイト・パーティーが企画されたときのこと。乗客乗員の中でベリーダンスを踊れるのは自分ひとりと知り、臨時のコーチ役を買って出た。

「ダンス教室」は盛況で、パーティー後もしばらく続いた。〝受講生〟の中にはベリーダンスの魅力の虜(とりこ)となり、日本に帰国してから続けてくれた人も。それだけでも嬉しく思う。

タイでベリーダンスを広めたい

Choco

タイに渡ったのは2012年8月。今でこそ日本国内では盛況なベリーダンスだが、ここタイでは圧倒的に知名度が低いのが現実だ。

だから、今は「知ってもらう」ことが何よりも大切だと思っている。チャンスがあればステージに立つのは、そのため。関心を示してくれるだけでもいい。

そう、私にとってのベリーダンス。それは「非日常の自分を表現する場」。そして「自分自身を見つめ直す場――」

タイで在留届を提出済の日本人は最新の2012年統計で約5万人。企業などの駐在員や永住者、その家族などが多くを占め、滞在する男性の多くが仕事を持って暮らしている。女性についてはビザの関係から就労が難しいと一般的に理解されているが、実は「働く」女性は決して少なくない。新企画「タイで働く女性たち」では、タイで仕事やボランティア活動などに就き、活躍する女性たちを追う。

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Written by anngle

anngle

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