タイに住み始めてから時々日本に帰国する度に思うコトそれはタクシーが恋しゅう。終電を気にして飲む日本とは違い、どんなに飲んでもタクシーで帰れるのはバンコクの魅力のひとつでもあります。
ここバンコクでの移動手段はBTS(スカイトレイン)MRT(地下鉄)もありますが、日本ほど路線も無い為にやはりタクシーが大活躍なわけです。やはり渋滞は否めなく、僕の学生時代は大学近辺に住ませて頂き、バイタク(バイクタクシー)登校、下校は歩き(兼散歩)もしくはバス(友達と帰る)ということで、日本で学生をしていた頃のような満員電車(埼京線ユーザーでした)に乗り肋にヒビがはいっちゃうという恐ろしい出来ごともないストレスフリーな通学ルンルン通学。
そんな学生生活をしていたため、社会人になってからは20分のBTS通勤に耐えられず、会社まで徒歩7分のおうちへお引っ越しし、帰りは車通勤している誰かに送ってもらうという、みんなに支えられて行きている今日この頃。
しかし最近では自転車通勤しているタイ人もよく見かけ、健康的だし経済的ねーと思い私も自転車通勤しようかと思っていた矢先、街中にこんな広告が
Bangkok Bicycle City Project(みんなで自転車のろうよ計画)その名もPun Pun Bike Share。
バンコク都庁が自動システムを使って自転車を貸し出しというもので、バンコク都知事も交通渋滞を緩和させるためには自転車だ!とウキウキのご様子。都心には12箇所貸し出し所があって、返却はどこの支店でも良いとの事。
あら、おもしろそうねと思い、スタッフの方に貸し出しシステムを聞いてみました。
会員登録:320B
最初の15分:無料
1時間内:10THB
2-3時間内:20THB
3-5時間内:30THB
8時間:100THB
1日内に返却されない場合:500THB
時間制限が細かいし、魅力が感じられない気が。。。
なんて悩んでいると、ぽつりぽつりと雨が降って来たではないですか!
そこで感じたこのプロジェクトの懸念点ご紹介。
雨季が長い
6月から11月くらいまでは雨季なので、雨の中自転車なんて危険よね。スコールとかくるとたちまちプチ洪水なんかにもなるし、制限時間までに返却できないかも!
暑い
やっぱりサイクリングはヤッホーってくらいなので、爽快に走るにはちょっと気温高めのような。タクシーやBTSでの冷房の効いた交通機関が恋しくなっちゃうかも!
道が悪い
街中にトラップがいっぱいだから、気軽にレンタルする前に保険に入った方がいいかも!
歩道にバイク進入!そして大きな溝が。
車道も縦列駐車だらけ歩道は屋台と歌っている人で歩くのでいっぱいいっぱい。
ちなみに、昨年、(2012年)自転車を愛する若者達が、歩道には屋台などがあり道も悪くアメリカのように自転車専用道なども無く不便だ!と訴えた事がありましたが、『だって、自転車乗る人用に道を造ってないもん』と、バンコク都庁はおっしゃられておりました。
果たしてこのプロジェクトは大成功を収めるのか、乞うご期待でR。
今日のことわざ:
ขี่ช้างจับตั๊กแตน (キーチャーン ジャップタカテーン)
日本語訳: 象に乗ってバッタを捕まえる
意味: 少しの利益(価値)しか無いものに対して大きな投資をしている様
タイを象徴する動物のゾウを使ったことわざだね!