関税局はこのほど、クルンタイ銀行やタイ郵便局と連携し、都内のラクシー郵便センターにX線検査機を増設。海外発送品の検査を徹底し、脱税や関税逃れを防ぐ狙い。
同局によると、これまで海外発送品の検査は4割程度しか行われていなかったという。今回の検査機追加により、3カ月後にはすべての荷物の検査が実現。電子商取引における脱税対策を進めるとともに、配送や関税支払いの仕組みも改善するという。
現在、虚偽申告による脱税行為は深刻化し、1日当たり約10万個の脱税品が発見されている。同局では事前に関税額がわかるシステムの開発を推進し、来年度の関税収入は1,600億バーツに増えると見込んでいる。
source:Kapook
