タイの人工雨製造技術 “王様の雨” 非降雨農地に急ピッチで雨を届ける

王様の雨

王立人工降雨・農業航空局(通称:ROYAL RAIN)は、雨期で降雨が無い農地に対し、急ピッチで人工雨を降らすように業務を行う。

王立人工降雨・農業航空局のスラシー・ギティモントーン局長は気象局による今月8日から14日までの気象観測データを受け、タイ国内で全体的に降水量が増加しており一部の地域で非常に激しい雨が観測、降雨地域はタイ全域に及ぶことを明らかにした。

タイ人の田植え作業

大雨地域と全く雨が降らない地域

降水量増加の原因としてアダマン海とタイ湾上部を覆う南西のモンスーン(季節風)の風が強くなっており、加えてモンスーンの通り道がタイ北部の上側と南東の上側から段々と下にずれてきている事が挙げられる。

しかしながら、王立人工降雨・農業航空局によるタイ全土の農地を対象とした航空データ観測によると一部の地域では依然として雨が降り届いておらず、農家と人工雨サポート隊から継続的な人工雨の要請が来ている。王立人工降雨局は、全ての専門・実行部署の担当者に対し現場の状況を緊密に追跡し、雨季の期間中は局の業務遂行のサポートを継続的に行うよう指示した。
水の供給が大至急必要な農地がある為、関係する担当者達は休日や祝日を含め連日業務に当たっている。

降雨が必要な地地域

調査結果によると、雨が降っていない農地は、北部では、ピチット県:タパーンヒン郡、ポープラタップチャーン郡、ドンジャルーン郡の周辺。

中部では、ナコンサワン県:メープーン郡、メーウォン郡、ノンブア郡、チュムセーン郡、ガオリアオ郡の周辺。東北部では、ナコンラチャシマ県:ブアラーイ郡、ブアヤイ郡、バーンリアム郡、カームサゲセーン郡、シダー郡、コン郡、ムアンヤーン郡、ラムタメーンチャイ郡、ノーンデーン郡、ピマーイ郡、ホイタレーン郡、チュムプアン郡、ノーンスーン郡、ジャカラート郡、ジャルームプラギアット郡、ブリラム県:バンヤイチャイヤポット郡、ナポー郡、プッタイソン郡、ケンドン郡、クームアン郡、ラムプライマート郡、コンケン県:ノンソンホン郡、ポン郡、ウェンノイ郡の周辺。

南部では、ソンクラー県:ムアン郡、ラッタプーミ郡、ナモチャナ郡、ハジャイ郡、サダオ郡、ナタウィー郡、クローンホイコーン郡、バングラム郡の周辺である。

上に挙げた地域は、その大部分が米、トウモロコシ、サトウキビ、飼料用トウモロコシ、キャッサバ、果実樹、ココナッツ、食用野菜、ゴムの木を栽培しており、これらの栽培には水が欠かせない。王立人工降雨局の干ばつに対する業務報告によると、2018年は3月1日から5月31日でおよそ96%に当たる85日の日数の人工降雨航空を行い、計1311回の飛行、1億9868万ライ(およそ東京ドーム670万個分)の農地がその恩恵を受けたという。

いずれにせよ、王立人工降雨・農業航空局は、農家そして国民の皆さんからの要求に応え、この人工降雨によって今後とも農地をサポートしていくことを約束するので安心して欲しいと述べた。仮に天候が優れない場合は、直ちに王立人工降雨・農業航空局が業務を行えるよう、毎日現在の農地状況と天候を緊密にフォローしながら準備を進めていく。

TAKAの一言:
“王様の雨”に関しては以下の記事を是非参考にして頂きたい。

都市伝説ではないタイの技術!”王様の雨”


王立人工降雨・農業航空局が出しているデータに目を通してみたが、かなりの高い確率で人工雨は実際に降っている模様である。(僕は基本的にこのようなデータはあまり信用しない)

もしこの技術が本当に信頼出来るものなら、今頃世界中の干ばつ問題はとっくに解消出来ている筈ではないのかとふと疑問に思ったが、おそらくコスト面、特許面、法律面等で何か引っかかっているのだろうか?また、人工雨は植物や人体に対して実際にどの様な影響を及ぼすのかは未知数なところがあると思う。目に見えないもの程警戒しなければとどうしても考えてしまう。

source:posttoday.com

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