インラック前首相の判決を前に、日本大使館が在タイ邦人へ注意喚起

8月25日

“コメ質入制度”に関する汚職事件の容疑で検察当局に告発されているタイのインラック前首相に対し、今月の8月25日にタイ最高裁判所が最終判決を下すことから、タクシン支持者が裁判所前に押し寄せると現地のメディア報じたため、日本大使館はホームページとメールを通じて在タイ邦人へ注意喚起文を発令した。

日本大使館の警告喚起
日本大使館の警告喚起

集会を企むタクシン支持者に現タイ政府が警告

25日にインラック前首相の支持者(タクシン派)が集うとされている場所は下記の4箇所。プラユット首相は地方政府や公共機関に対し「支持者グループを支援する公費の乱用は許されない」とローカルメディアを通じ二度に渡って警告を促した。

アユタヤ、パトゥムタニ、サムットプラカン、ノンタブリ
アユタヤ、パトゥムタニ、サムットプラカン、ノンタブリ

激化する可能性は薄いとされているが

インターネットを通じたコミュニーケーションツールが定着した現在のタイで、インラック前首相は亡命中の兄であるタクシン元首相のアドバイスを受けていることま間違えない。判決結果によって2010年のように凶暴化する可能性は低いと予想されているが、首都圏警察は約2550人の警備体制を敷くとの報道も流れているため移動時には注意が必要だ。

source:thairath,thaibps

 

タイで起きたコメ問題

インラック前首相はタイ国内産業の支持基盤である農家を支援するため、政権発足直後2011年10月から市場価格よりも高くコメを買い取る支援策を実施。しかし、それによって起きたのは”地方票獲得の疑い””中間業との賄賂”などの汚職問題。農民への支払いは遅れ、大量の在庫を抱える事になり日本円にして1兆円近い国家予算を失った。

記事が気に入ったら
いいね ! よろしく

Twitter で