「全国民は国家のために自らの職責を果たすべき」と語ったタイ プミポン国王

タイ国王86歳の誕生日にタイ国民に送ったお言葉
タイ国王86歳の誕生日にタイ国民に送ったお言葉

反政府デモが約1ヶ月以上にわたって行われ、官庁街で催涙弾や花火などが飛び交い、ラムカムヘンの競技場側ではバスが炎上し、これまで4名の死亡者を出す事態に発展してしまったタイ王国。

政府、反政府共に譲歩する姿勢を見せず、まったく出口が見えない状況の中、本日12月5日、タイのプミポン国王が86歳の誕生日を迎えられ、ホアヒンの宮殿で大衆に向けたスピーチを行いました。

「国民は国家のために自らの職責を果たすべき」

この度の誕生記念行事の演説は、反政府デモについては直接の言及はしなかったが、国民同士の争いに自制を求めた発言ともいえるタイ国民に染み入る内容だった。

今現在のタイを築き上げたプミポン国王は、政治権限を持っていないが、国民から絶大な尊敬を集めている。過去に国内の武力衝突で仲裁に入ったあり、今回の発言が注目されていた。

タイ国民から敬愛される国王の誕生日。本日5日こそはデモは沈静化しているが、デモ隊側は6日以降、再び活動を継続すると宣言しており、今回のプミポン国王の言葉を受けた両勢力の行方が注目されている

プミポン国王陛下・誕生日のお言葉 日本語概略訳

皆さん、友好的な精神を持って集まって誕生日を祝ってくれたこと、そして、様々な誓いの言葉をどうもありがとう。

先のお祝いと善意に対し、私も心からそれに応えたいと思ってます。私たちの国は長い間、皆が幸福でありました。それは、私たちが国として一致団結し、助け合いながら己のなすべき仕事を実践してきたからです。

国全体の利益のためにタイ人は皆この事をしっかりと知り、己の身分や義務にふさわしい仕事を遂行することで、公共の福利、タイ国の安定と安全を実現させるべきです。

三宝と、霊験あらたかなものが国民をお守りし、これからも皆さんが末永く幸せであることをお祈りします。

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