日本を代表する劇作家、平田オリザ氏の代表作「東京ノート」のタイ翻案版「バンコクノート」が11月2日から10日間チュラロンコーン大学にて上演されます。今回は一足早くドレスリハーサルで観劇してきた感想と見どころをお伝えします。タイの演劇界を代表するベテランの俳優・女優から現役の大学生まで総勢20名のキャストでお送りするバンコクノートを見逃すな!

バンコクノートのあらすじ

舞台は近未来、フェルメールの絵画が展示されている美術館のロビー。ヨーロッパの大きな戦争でアジアへ流れてきた絵画の前を、家族や恋人、友人同士が行き交い、それぞれの会話が展開していく。国家間の大きな衝突と、家族や友人という最も小さな集団。その二つの混沌の中で、登場人物たちの人間関係や、両親の世話、相続問題、進路や恋愛といった誰しも抱えている問題が会話を通じ浮き彫りになっていく。

見どころ① 名作の「タイ翻案版」を楽しもう!

演劇界の芥川賞とも称される「岸田國士戯曲賞」を受賞した「東京ノート」は1994年の初演から世界中で上演された作品です。

日本と海外では政治のシステムや社会問題、ライフスタイル等の違いがあるため、翻案作品は単なる日本版のコピーでなく文化の違いを読み込みながら作られていくという過程があります。東京ノートの本来持つ作品性と現在のバンコクがどのように入り混じり表現されるのかが見どころの一つです。

見どころ② タイ語劇を日本語、英字幕で楽しもう!

オールタイ人キャストのタイ語による上演となりますが、日・英字幕つきとなっているので国籍問わずお友達を誘って見に行くことができます。字幕を追いながらの観劇となりますがタイの役者の演技、表情のニュアンスを楽しみましょう!

いかがでしたでしょうか。本や映画とも違う、演劇の世界。タイで日本語字幕付きで見られる機会はなかなかないと思います!気になった方、チケット情報は下記ご覧ください。

最後に本作品のキャッチコピーです。

「でもさ、心でなんか見えないよね。心でなんてどうやって見るの?」

[日時]
2017年11月
2日(木) 19:30 (19:00開場)
3日(金) 19:30 (19:00開場)
4日(土) 14:00 (13:30開場), 19:30 (19:00開場)
9日(木) 19:30 (19:00開場)
10日(金) 19:30 (19:00開場)
11日(土) 14:00 (13:30開場), 19:30 (19:00開場)

[会場]
チュラロンコーン大学文学部演劇学科
Sodsai pantoomkomol centre for Dramatic Arts Chulalonkorn Univercity
ソッサイパントゥムコーモン劇場(BTSサイアム駅徒歩12分)

[チケット販売]
一般600THB、学生300THB
オンライン予約
www.bangkoktheatrefestival.com
電話予約(チュラロンコン大学)…英・タイのみ
081-559-7252, 02-218-4802, 094-931-3434
チケット購入・講演内容のお問い合わせは国際交流基金バンコク日本文化センターまで
02-260-8560~4 (土日祝を除く 9:00 ~ 17:00)

[主催]
国際交流基金バンコク日本文化センター
チュラロンコーン大学文学部演劇学科

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