タイの薬ってどうなの? 第7回 異国の地に行くときに知っておきたい抗生物質の知識

サワディーカー!本日はブレズ薬局薬剤師のノチ(Nuchy)がお送りします。本日ご紹介するのは、異国の地に行くときに知っておきたい抗生物質についてです。

突然ですが、皆さまは旅先で、
のどの痛みが消えない・・・
扁桃腺が腫れて、高熱が出ている・・・

こんな状況になったらどうします?日本の空気に慣れていると、旅行や出張で衛生環境が悪い所に行かれた際に、体調を崩しがちです。そうならないためにも、抗生物質を携帯し大事なお体をお守り下さい。

冒頭のお薬が、アモキシシリン(AMK)と呼ばれるペニシリン系の代表的な抗生物質です。扁桃炎や咽頭炎、気管支炎、中耳炎など比較的軽い感染症に用いることが多いです。

こちらは、アジスロマイシン(ジスロマック) マクロライド系の抗生物質です。ペニシリン系およびセフェム系抗生物質が効かないマイコプラズマやクラミジアにも有効です。

次にご紹介するのは、シプロフロキサシン(シプロベイ) ニューキノロンと、レボフロキサシン(クラビット) ニューキノロンと呼ばれる抗菌薬です。

前者は旧来の抗菌薬に比べ抗菌力が強く、いろいろな細菌に有効です。病巣への移行がよいのが特徴です。一方、後者はニューキノロンのなかでも特に抗菌活性が強く、ペニシリン系など一般的な抗生物質が効きにくい肺炎マイコプラズマや肺炎クラミジアに対しても有効性を示すのが特徴とされています。

タイの薬事法では、これらの薬は私ども薬剤師の判断の下でお渡しする事を許されております。 副作用や飲み合わせ薬の確認のため、お買い求めの際には一度薬剤師とご相談頂くことをオススメいたします。

以上、異国の地へ行くときには知っておきたい抗生物質の知識をお伝えしました。 皆さまのご旅行のおともに、お役立て頂ければ幸いです。
チョークディーカー。

株式会社ブレズ・アジア(BLEZ ASIA CO., LTD.)
バンコク・アソークにある「ブレズ薬局」の事業会社。2012年5月設立。薬剤師1人、常勤スタッフ2人。営業時間は午前9時から午後11時。年中無休。URLは次のとおり。
http://www.blez-web.com/index.php

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