タイは同競技4人目の金メダル
いよいよ開幕したリオデジャネイロ五輪。タイからも54名の選手団が出場しているが、早速、今大会タイ初の金メダルが誕生した。重量挙げ女子48キロ級のソピタ・タナサン選手だ。
21歳でオリンピック初出場のソピタ選手は、インドネシアのスリワーユニ・アグスティアニ選手、日本の三宅宏実選手らを抑えて見事に優勝。タイの同競技での金メダル獲得は史上4人目となる。
タイ国内では金メダルが決まった7日朝から喜びに沸いている。以下はタイメディアのオフィシャル動画として公開されているソピタ選手のインタビュー。
バドミントン、ゴルフなどもメダル期待
これまでタイがオリンピックでメダルを獲得したことのある競技は男子ボクシング、女子重量挙げ、女子テコンドーの3種目。うち金メダルはボクシングと重量挙げのみだが、これで女子重量挙げの金メダル数は4つとなり男子ボクシングに並んだ。
今大会は女子バドミントン・シングルスで金メダル候補に挙げられるラチャノック・インタノン選手、先日の全英女子オープンを制した世界ゴルフ界の若きヒロインであるアリヤ・ジュタヌガーン選手ら、これまでタイがメダルを獲得したことのない競技にも期待の選手が多く楽しみだ。
最高のスタートを切ったタイがどこまでメダル数を増やすか、今後の活躍も期待しよう。