オーストラリアの強豪にアウェイでドロー
アジアのクラブチーム王者を決めるACL(アジアチャンピオンズリーグ)が開幕、タイからは昨シーズンのタイリーグチャンピオンであるムアントン・ユナイテッドが出場している。
ムアントンは21日に行われたグループリーグ初戦で、オーストラリアのブリスベン・ロアーと対戦。強豪を相手にアウェイで全く引けをとらない内容のゲームを演じ、0対0のドローで勝ち点1を獲得した。
【試合ハイライト】ブリスベン・ロアー 0-0 ムアントン・ユナイテッド
ホーム初戦は28日にJリーグ王者と
ムアントンはACLの初戦を前にブラジル人エースのクレイトン・シルバ選手が中国のクラブに移籍、直前の試合で中盤の要であるサーラット・ユーイェン選手が大怪我を負うなど不安材料が多かった。
だが結果は、格上のオーストラリアのクラブを相手にアウェイで対等な戦い。近年注目されてきたタイサッカーの成長を、改めて感じさせる試合となった。
次戦は28日に、バンコクのスパチャラサイ国立競技場でJリーグチャンピオンの鹿島アントラーズと対戦する。日本の王者とタイの王者が真剣勝負する注目の一戦だ。