アングル
角度を変えてタイからアジアを覗く

タイの次はラオス、日本人選手が急増中!~ラオスサッカー特集

数多くの日本人選手たちがプレーし、日本でも脚光を浴びつつあるサッカーのタイリーグ。実は今、その流れは周辺国へも波及しようとしている。

タイの隣国、ラオスもその一つだ。タイに続き、日本サッカーとの関係を深めはじめたラオスサッカーの現状をレポートする――。

日タイサッカー交流がラオスにも波及

このところ、急激に日本との関係が深まっているタイのサッカー界。Jリーグとタイリーグによるリーグ間提携やクラブ間の提携も続々と結ばれてきた。

今季はタイでプレーする日本人選手も劇的に増加、その中には岩政大樹選手(BECテロ・サーサナ)ら日本代表歴のある選手なども複数含まれていて、日本での注目度も高まっている。

そして今、メコン川を隔ててタイと国境を接する国・ラオスにもその波が押し寄せようとしている。

今季からラオスでプレーする伊藤壇選手(左)と本間和生選手

黎明期のラオスサッカー

ラオスにはこれまでプロリーグがなかった。そのため、今や60名もの日本人選手がプレーするタイとは違い、ラオスでプレーする日本人はいなかった。

だが昨年、ラオスにも「ラオ・プレミアリーグ」が誕生してプロ化への一歩を踏み出したことで、今季は一気に複数の日本人選手がラオスへと移籍。

計17のリーグでのプレー経験を持つ“アジアの渡り鳥”こと伊藤壇選手(ヨタFC)や、ハンガリーリーグで長く活躍してきた“東欧のサムライ”本間和生選手(ラオ・トヨタFC)ら個性的な選手たちがラオスを舞台に戦っている。

ラオスの日本語フリーペーパーの特集
ラオスの日本語フリーペーパーの特集

ラオスサッカーは「第二のタイ」に?

今季開幕後、ラオスの首都・ビエンチャンを訪れた。残念ながら日程的に試合観戦はできなかったが、4名の日本人選手が所属する(取材時)ラオ・トヨタの練習場などに足を運び、黎明期のラオスサッカーの息吹を肌で感じることができた。

そんななか、偶然にも興味深い代物に出会った。大々的にラオス・プレミアリーグの特集が組まれたラオス在住日本人向けのフリーペーパーだ(上の写真)。日本人選手が活躍し始めた、数年前のタイを思い起こさせる。

小さな国だけにタイと同規模のことが起きるとは思えないが、日本サッカーとの関係において、ラオスがある意味での「第二のタイ」となる可能性を強く感じた。

(つづく)

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