タイサッカーの力をアジアに示した歴史的躍進が終幕

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サッカーのクラブチームアジア王者を決めるアジアチャンピオンズリーグ(ACL)の準々決勝・第2戦が18日に行われ、タイのブリーラム・ユナイテッドはホームでイランのエステグラルに1-2で敗戦、2試合合計スコア1-3で準々決勝敗退が決まった。

「アジアベスト4」の偉業に挑んだ90分

この日、1万9千人を超えるのサポーターが詰めかけたブリーラム・ユナイテッドのホーム、ニュー・アイモバイルスタジアム。この試合でブリーラムが90分以内に準決勝に駒を進めるためには、2点差以上での勝利が条件だった。得点を奪わなければ勝利はない、しかし、「アウェイゴール」(アウェイチームのゴールが2倍でカウントされるルール)を許せば一気に苦しい状況に陥る、というブリーラムにとっては難しい状況でキックオフを迎えた。

試合は前半、ブリーラムが終始ボールを支配する展開が続く。すると38分、ブリーラムはJIRAWAT(No.13)のコーナーキックをOSMAR(No.5)が頭で合わせて待望の先制点を挙げた。

前半38分、OSMARのゴールで先制したブリーラムだったが…

これで、2試合合計のスコアは1-1の振り出し。しかし、ホームで戦うブリーラムは、1点でも失えばさらに2つのゴールが必要となるというシビアな状況に変化はなく、一瞬も気の抜けない展開が続いた。

そして後半、立ち上がりにエステグラルのコーナーキックから痛恨の失点を許してしまう。攻めなければならなくなったブリーラムは、再三のチャンスを演出するもも最後までゴールはならず。逆に試合終了間際にはエステグラルのTEYMOURIAN(No.14)に豪快なミドルシュートを突き刺され万事休す、ブリーラムの歴史的な躍進は「アジアベスト8」という結果をもって幕を下ろした。

ブリーラムが証明したタイサッカーの可能性

敗退が決まったあと、スタジアムには「ブリーラムコール」が鳴り止まなかった。その光景が象徴するように、今大会のブリーラム・ユナイテッドの戦いぶりはクラブはもちろんのこと、タイのサッカー界全体にとっても非常に意義深いものだった。

敗退はしたものの、最後までアジアのトップレベルのクラブと互角の戦いを演じ続けた彼らの姿は、進境著しいタイサッカーの力を見事に全アジアに示すものだった。

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