フットサルでも東南アジア無敵のタイ
東南アジアのフットサル王者を決めるAFFフットサル選手権がバンコクを舞台に行われ、タイが決勝でオーストラリアを5対3で下して優勝を決めた。
同大会は2001年に第1回大会が行われ、近年は毎年開催されており今回が12回目。タイは他大会への出場のため参加しなかった2010年大会を除いて、なんと全大会で優勝を飾っている。

2013年にオーストラリアがAFF(東南アジアサッカー連盟)に加盟して以降は、3大会連続で決勝はタイ対オーストラリアのカード。今年も苦しみながらではあったがオーストラリアを下して、4大会連続11度目の東南アジア王者となった。
タイのフットサルは、イラン、日本についでアジアでもトップレベルの実力を誇る。今大会も決勝戦を除いては圧勝劇の連続となり、強さを見せつけての優勝だった。

大観衆が詰めかけた「バンコクアリーナ」
今大会の会場となったのは、バンコク郊外に誕生した新アリーナ「バンコクアリーナ」。本来は2012年にバンコクで開催されたFIFAフットサルワールドカップの会場となる予定だったが、完成が遅れ、今回がこけら落としとなった。
決勝戦は1万2千人収容のアリーナに収まりきらない大観衆がつめかけ、会場の外でもパブリックビューイングで多くのファンが熱狂した。
同アリーナは、フットサルの他にもバスケットボールやタイの人気スポーツのひとつであるバレーボールなども開催可能で、今後はバンコクの新たなスポーツ観戦スポットして活躍することになるだろう。
【決勝戦ハイライト】
https://www.youtube.com/watch?v=OXXx7ULCzdQ