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民主化進むミャンマーで7月に初の交響楽団クラッシックコンサート。 日本人指揮者の福村芳一氏が指導のため渡航へ!

民主化の進む東南アジア・ミャンマーで、同国で唯一の国立交響楽団が7月半ば、国内で初めてとなる本格的なクラッシック・コンサートを開く。指導・育成役として日本人指揮者・福村芳一氏が招聘されることも決まり、今月下旬にも渡航の予定。「音楽を通じての日本とミャンマーの架け橋になれば」と関係者の期待も熱い。

ミャンマー国立交響楽団は2001年に68人で結成された。だが、長年にわたった軍事政権や国をとりまく政治情勢から活動は限定的とされ、国際音楽界で知られることはほとんどなかった。今回、民政に移行したことから、ミャンマー政府も交響楽団育成の必要性を痛感。指揮者・音楽家として著名な福村氏に白羽の矢を立て、ミャンマーの国営TV局・MRTV総裁ウー・テイン・アウン (U Thein Aung) 氏が直々に招致を訴えていた。福村氏をはじめとする日本人スタッフは今月26日もミャンマー入りする予定。

ミャンマー政府から届いたInvitaion letter

コンサートは、7月13日(金)に最大都市ヤンゴンのミャンマー国立劇場を会場に収容人員1500人で、15日(日)には首都ネピドーの新ミャンマー国立劇場で同500人の規模で開かれる。福村氏らは滞在中、つきっきりで指導にあたるとしている。

福村氏は2010年、ハノイで開催されたASEANサミットの際、加盟10カ国の音楽家らで編成されたASEAN 交響楽団の音楽監督・指揮者を務めたことでも知られる著名な音楽家。これまでに、上海交響楽団やベトナム国立交響楽団、キューバ国立交響楽団の指導・育成にも参加。功績によりキューバ、ベトナム両国から文化功労勲章を受賞したこともある。

アセアン交響楽団の演奏(2010年10月、ハノイで)

日本人指揮者:福村芳一
福村芳一(Wikipedia)

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