\タイ人が日本語で答える"ANNGLE-Q"/
Instagram Feed Instagram Feed Instagram Feed Instagram Feed

タイの人たちのバレンタイン大作戦

THAI VALENTINE
© theatlantic.com
Last updated:

バレンタインがもうすぐやってきますね。今年は2月14日が平日なので、久しぶりにドラマが拝めるかもなぁ、とゲスな期待をしているたまこです。(過去2年は週末だったのですよ!)

タイの人たちのバレンタイン大作戦

タイのバレンタインは日本とは異なり、男性が女性に花やプレゼントを贈るのが一般的です。お仕事中でも花が届き、休憩スペースでは「誰がお花をもらったか」「どんなロマンチックな話が背景にあるのか」とゴシップが飛び交います。また、お付き合いしている人がいる場合は、仕事が終わってからデートの約束をしていることが多いようで、他社にお勤めの彼氏が花束を持って迎えに来る様子が見られたりします。

そんなタイのバレンタイン。いくつか私が見聞きした話をご紹介します。

Aちゃんの場合

元同僚のAちゃんは社内でもいちにを争う美人さんでした。くっきりした顔立ちと大きな目、美しくまっすぐな長い髪、ほがらかな性格でお酒も強く、日本人駐在員にも評判のいいスタッフでした。ある年のバレンタインデー、仕事中に彼女宛の花束が届きました。「さすがAちゃん!」と感心していたところ「これ、彼氏からじゃない。仕事が終わったら、彼氏が迎えに来ることになっているから、たまこさんにあげる。持って帰ってもいいし、捨ててもいいよ」と手渡されました。かなり豪華な花束だったのですが、彼氏にみせるわけにもいかないという彼女の気持ちも当然…。笑顔でチャッチャと不要な花束の処理をするAさん、さすがモテる女は違う…!

Sさんの場合

今でこそ外国人と結婚し、相手の方の国に暮らすSさんですが、実はバツ1でした。元旦那様は学生時代からの彼氏で、穏やかな人だったと聞きます。しかしいろいろなことがあって離婚。すると離婚直後のバレンタインデーに花束が届きます。「別れた旦那さんかな?」と思っていると、相手は大学時代にSさんに片思いをしていた同級生。Sさんが離婚したと聞いて「ずっと好きでした」と告白してきたとか!10年越しの告白に周囲は色めき立ったものの「今は誰かとおつきあいする気にもなれないし、あなたのことはそういうふうに見られません」とSさんはお断りしたそうです。しかしどうしても諦められないということで贈られたのがその花束でした。結局、Sさんは持ち帰らず、その花束は休憩スペースをしばらく華やかに飾ってくれたのでした。

Bさんの場合

Bさんは入社8年を越えたベテラン社員。リーダーとして後輩の育成を行い、連日残業という仕事中心の生活を送っている人でした。好きな人がいるという話は度々聞くものの彼氏は長いことおらず、休暇は独身の女友達と旅をするような、いわゆる「タイ式おひとりさま」。しかし毎年バレンタインになるとどこからか花束が届きます。Bさんと仲が良い同僚いわく「大学時代にお付き合いしていた元カレからの花束」とのこと。別れてからも毎年花束を贈るという約束になっていたそうで、元カレはその約束を忠実に守り続けていたということです。「Bさんはヨリを戻す気はないの?」とあるとき聞いてみたことがあります。彼女は「むりむり、もう終わった話だから」。でも毎年きちんと花束を持ち帰るあたり、きっと何かあるんだろうなーと思わずにはいられないのでした。

バレンタインは戦場

タイの中間層の恋愛は結構堅実、というのは以前も書きましたが、その表現の仕方はとてもロマンチック。職場への花やプレゼントの配送は自分の存在を周囲にアピールするには絶好の機会なのでしょう。逆にいえば、これくらいできて当たり前。片思い中であろうと恋人であろうとバレンタインの贈り物と演出はとても大事なことで、女性側もシビアに受け止めています。モテる女性へのアプローチほどしっかりと!タイでバレンタイン大作戦を検討中の方、素敵な演出を検討してくださいね。

こちらの記事どうぞ
タッパー不要の保存術!タイの絶対にこぼれないビニール袋の密封法... タイの屋台で食べ物を購入すると、ビニール袋を輪ゴムで縛ってもらえる。袋の中には食べ物の他に空気がパンパンに入っており、出来上がった袋は美しい安定感を出している。 タイに住んでいる方ならば一度は目にしたことがあるだろう。そして、どうやるんだろうと疑問に思っ...
東南アジアからJリーガー発掘!元Jリーガー木場氏のクリニックがチェンライで開催... 可能性の宝庫、東南アジアから未来のJリーガーを 東南アジアからJリーグ選手を排出するために設立されたJDFA(Japan Dream Football Association)が主催するタイの小学生を対象としたサッカークリニック。昨年より東南アジア各地で行わ...
タイらしくない街チャイナタウン 私にとっておなじみのフアランポーン駅から西へ西へと交差点を進んでいくと、道沿いに下町情緒あふれる建物と中国語の看板が目立ち始める。どことなく漂ってくる漢方薬の匂いに包まれながら、トゥクトゥクやオートバイが吐き出す2ストロークエンジンの音や煙がなぜか心地よく感じ...
イサーン最果ての地、ウボンラチャタニーのキャンドル祭り... ウボンラチャタニーはイサーンと呼ばれるタイ東北部の最果ての都市。毎年本格的な雨季が始まる7月中旬に、ここで盛大なお祭り行事が開催される。タイの三大祭りの一つ、キャンドルフェスティバルだ。 これは雨季の間、僧侶が寺院にこもって修行の際、学業をするための灯り...
ライター
よく見られてる一本
108回目-バンバンバンコク
第108回 久しぶりのサメット島