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タイの人たちのバレンタイン大作戦

THAI VALENTINE
THAI VALENTINE

バレンタインがもうすぐやってきますね。今年は2月14日が平日なので、久しぶりにドラマが拝めるかもなぁ、とゲスな期待をしているたまこです。(過去2年は週末だったのですよ!)

タイの人たちのバレンタイン大作戦

タイのバレンタインは日本とは異なり、男性が女性に花やプレゼントを贈るのが一般的です。お仕事中でも花が届き、休憩スペースでは「誰がお花をもらったか」「どんなロマンチックな話が背景にあるのか」とゴシップが飛び交います。また、お付き合いしている人がいる場合は、仕事が終わってからデートの約束をしていることが多いようで、他社にお勤めの彼氏が花束を持って迎えに来る様子が見られたりします。

そんなタイのバレンタイン。いくつか私が見聞きした話をご紹介します。

Aちゃんの場合

元同僚のAちゃんは社内でもいちにを争う美人さんでした。くっきりした顔立ちと大きな目、美しくまっすぐな長い髪、ほがらかな性格でお酒も強く、日本人駐在員にも評判のいいスタッフでした。ある年のバレンタインデー、仕事中に彼女宛の花束が届きました。「さすがAちゃん!」と感心していたところ「これ、彼氏からじゃない。仕事が終わったら、彼氏が迎えに来ることになっているから、たまこさんにあげる。持って帰ってもいいし、捨ててもいいよ」と手渡されました。かなり豪華な花束だったのですが、彼氏にみせるわけにもいかないという彼女の気持ちも当然…。笑顔でチャッチャと不要な花束の処理をするAさん、さすがモテる女は違う…!

Sさんの場合

今でこそ外国人と結婚し、相手の方の国に暮らすSさんですが、実はバツ1でした。元旦那様は学生時代からの彼氏で、穏やかな人だったと聞きます。しかしいろいろなことがあって離婚。すると離婚直後のバレンタインデーに花束が届きます。「別れた旦那さんかな?」と思っていると、相手は大学時代にSさんに片思いをしていた同級生。Sさんが離婚したと聞いて「ずっと好きでした」と告白してきたとか!10年越しの告白に周囲は色めき立ったものの「今は誰かとおつきあいする気にもなれないし、あなたのことはそういうふうに見られません」とSさんはお断りしたそうです。しかしどうしても諦められないということで贈られたのがその花束でした。結局、Sさんは持ち帰らず、その花束は休憩スペースをしばらく華やかに飾ってくれたのでした。

Bさんの場合

Bさんは入社8年を越えたベテラン社員。リーダーとして後輩の育成を行い、連日残業という仕事中心の生活を送っている人でした。好きな人がいるという話は度々聞くものの彼氏は長いことおらず、休暇は独身の女友達と旅をするような、いわゆる「タイ式おひとりさま」。しかし毎年バレンタインになるとどこからか花束が届きます。Bさんと仲が良い同僚いわく「大学時代にお付き合いしていた元カレからの花束」とのこと。別れてからも毎年花束を贈るという約束になっていたそうで、元カレはその約束を忠実に守り続けていたということです。「Bさんはヨリを戻す気はないの?」とあるとき聞いてみたことがあります。彼女は「むりむり、もう終わった話だから」。でも毎年きちんと花束を持ち帰るあたり、きっと何かあるんだろうなーと思わずにはいられないのでした。

バレンタインは戦場

タイの中間層の恋愛は結構堅実、というのは以前も書きましたが、その表現の仕方はとてもロマンチック。職場への花やプレゼントの配送は自分の存在を周囲にアピールするには絶好の機会なのでしょう。逆にいえば、これくらいできて当たり前。片思い中であろうと恋人であろうとバレンタインの贈り物と演出はとても大事なことで、女性側もシビアに受け止めています。モテる女性へのアプローチほどしっかりと!タイでバレンタイン大作戦を検討中の方、素敵な演出を検討してくださいね。

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Written by たまこ

たまこ

バンコク在住。「日本語と英語ができるなら仕事見つかるよ」というタイ人の友達の言葉にのせられ、タイ語もほとんどできないまま気軽に渡タイ。職場や近所付き合いなどを中心に、現地採用として暮らす日々のあれこれをお届けします。

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