そろそろ雨季も終わりに近づき、連日ものすごい大雨に見舞われているバンコクです。

不思議なもので、雨季の終わりになるほどに雨脚が強く、視界が真っ白になることが増えるのですが、先日は日本でも報道されたようにバンコク市内55箇所で冠水し市民生活に影響がでました。Facebookを見ると川になった道路を走る自家用車の写真や、床上浸水したという友人たちの書き込みが。幸い、私の生活圏では大きな影響はありませんでしたが、夕方まで大通りはところどころ水がたまっていて、2011年の大洪水のときのことを思い出しました。

すでに雨季も終わりですが、当時のことを思い出しつつ備蓄リストと洪水後の感染症対策について書いてみたいと思います。

★常備しておくと便利なもの★
1.消毒薬(Dettol、Protexなど)
2.アルコールジェル(家庭用と携帯用)
3.濡れティッシュ(アルコールタイプ)
4.雑巾もしくはボロ布
5.蚊よけ(スプレー、ローション、ミルクタイプなど様々あります)

冠水している場合、その水はかなり汚いと思ってください。なぜならその水は、排水口から溢れている可能性があるからです。タイでは運河などには生活排水が含まれていること、食べ物の残り物やタバコの吸い殻などのゴミを道端の排水口に捨てていることもあり、ネズミやゴキブリの住処になっています。タイ語で「ねずみのおしっこ病」と呼ばれるレプトスピラ症の感染の危険がありますので、水の中を歩く場合には覚悟を!そして濡れたら消毒薬もしくは外出先では濡れティッシュで拭いたり、アルコールジェルを塗ることを心がけてください。帰宅後は雑巾に消毒薬を含ませて靴底を消毒すること。

また、水がひいたあとは蚊が増えることがありますので、蚊よけスプレーなどで自衛を。スーパーではミルクタイプ、ローションタイプ、スプレータイプなどがありますし、ダイソーでも蚊よけシールなどを買うことができます。DEET含有率が高いものが効果的ですが、乳幼児への使用には適していませんのでご注意を。毎年周囲でデング熱に感染する人が1人はいます。タイにいるとデング熱は身近なことなんです。

タイで最も普及しているSoffellの蚊よけ製品。(引用:Soffell Facebook)

それ以外には

6.大きなビニール袋
7.紙おむつ(2-3枚)
8.大きめの蓋付きバケツもしくは段ボールの箱
9.塩素系洗剤(ハイター)

などがあると便利です。これは停電によって汲み上げポンプが使えなくなった際に簡易トイレを作るのに使えます。ビニール袋におむつを敷き(中の吸収体がむき出しになるようにするといいみたいです)、用を足したあとはハイターをふりかけておく、これだけで数回は使えます。豪雨によって停電が起きることはよくありますので、一組用意しておくと安心かと思います。

Dettolは消毒薬ですが、豪雨のあとに風呂の水が黄色っぽく色づくことがあります。なんとなく気持ち悪い…なんとなく心配…、そんなときにキャップ一杯入れてつかうといいです。ちょっと消毒薬臭いですが、Dettolの消毒効果は非常に高いので心配な人は是非試してみてほしいです。特にお子さんが小さい家庭などでは便利かと思います。

消毒薬だけでなく、石鹸やシャンプーなどもあります。(引用:Dettol Thailand Website)

そうそう、停電時にロウソクはロマンチックですが、ひとつふたつでも灯しておくと結構部屋の中が暑くなるので、停電時にはあまりむかないかもしれません。なんせエアコンも扇風機も使えませんので、個人的には懐中電灯をおすすめします。

まだまだ電力供給インフラが弱いところのあるタイ。そして衛生教育が行き届いていないのも事実。政府が本腰入れてくれたら…バンコク都がもっと対策をしてくれたら…とは思いますが、こればっかりはどうしようもないので、自衛のためにも上記のものを備えておくこと、ご検討ください。

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