プライバシーを保護せよ

タイ プライバシー
タイ プライバシー

微笑みの国のリアル

「微笑みの国」といわれるように、タイの人々は笑顔いっぱいで、人懐こく親切。これが 一般的なイメージだと思います。それは間違いないのですが、実はものすごく寂しがりや。タイに住んで驚いたのは、タイ人の「寂しがり」具合でした。

バイクで仲良く移動
バイクで仲良く移動

さみしいから一緒に住もう!

単身者用のアパートにはキッチンがないことは以前書きましたが、実は大半が日本でいうと ころの「ワンルーム」。せいぜいあっても1DKです。しかし、「さみしいから」とその小 さな部屋に友達や兄弟姉妹、親戚の人と一緒に暮らす、というのはよくある話。私が住む アパートでも、学生さん同士(姉妹なのか親戚なのか友達なのかわかりませんが)がひとつの部屋に住んでいるのを見かけます。

また、一軒家になると3家族20人が住んでいた!なんて話も。そうなると家中が洗濯物や 所持品であふれかえるわけですが、生活の質よりもプライバシーよりも個人スペースより も埋めたいのは心の寂しさ。誰か(血縁に限定しない)がすぐ横で一緒に暮らしていることのほうが好ましい、とい うわけです。

おせっかいと呼ぶか、優しいととるか

さて、そんな寂しがりかつ面倒見のよいタイ人ですが、時々困ったことが。 先日、知人の日本人女性に相談されたのですが、「同僚タイ人が、 自分が暮らすアパートの写真を別の会社の男性スタッフに送っていたんです!」と言うのでびっくり!うら若き お嬢さんの住まいを、男性に無断で!?彼女はまだ在住歴も浅く、タイ語も得意というほ どではありません。

いくら相手が 仕事関係の知り合いとはいえ、男性であり、恋人でも、友達ですらない人にそれはちょっと軽 率。万が一、ということがないとも限りません(疑うわけじゃないけど)。一 応、そのタイ人同僚に抗議したようなのですが「そのアパートなら近くに◎◎さんが住ん でるよ!さみしくないよ!」という気軽な気持ちでおせっかいをしただけだったとか。 なので、抗議されたほうは「なんで怒るの?」とキョトンとしていたそうです。

とあるタイの風景
とあるタイの風景

あなたのプライバシーはどこまで守れるか!?

個人情報についての考え方がまだまだ浸透していないタイ。大卒で、日本人と何 年も働いているような人でもこの調子です。隣近所の息遣いや暮らしぶりが伝わってくる ような距離感が「昔の日本みたいで懐かしい」という人も多いですが、裏を返せば「おせっかいおばちゃん」「ゴシップ好きの井戸端会議」に巻き込まれる可能性も。 家の中のあれこれが外に筒抜け、ともいえるわけです。

異国での心細い一人暮らしに寄り添ってもらうことと引き換えに、家財道具や冷蔵庫の中身までわかるような生活ができるのかどうか!?恋人との仲まで詮索されるような生活に耐えられるのか!?

でも、私はタイの人たちの温かい人柄が好きですけどね。

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