お気楽極楽?バンコク駐妻の知られざる実態

トンロー

自らの意思ではなく、夫の仕事の都合で連れてこられた駐在員の妻達、略して駐妻。実際のところはどうでなのよ?バンコクは極楽なの?楽しんで生活できてるの?ってことで、今回はこれから来タイする奥様達にも旦那様にも読んでほしい、バンコク駐妻達の生活風景なんぞを書いてみようと思う。もちろん、人によって生活レベルが違うから、千差万別ってところはあるけれども、まぁまぁ一般的なレベルってこんな感じだと思うの。

駐妻の生活

駐妻御用達?オーガニックショップ&レストランのサスティナ
駐妻御用達?オーガニックショップ&レストランのサスティナ

昔と比べて、今は若い駐在員が増えたせいか、若い駐妻達も増えてきた。そのせいなのか、中小、零細企業の駐在員、駐妻が増えたせいなのかは分からないけど、昔に比べて最近は倹約している駐妻も増えてきたように思う。お子さんのいない世帯なんかはお手伝いさんを雇わない家庭も増えている。

昔は当たり前にあったファミリーカー(駐在員の家族が使える専用車)を導入する企業も少なくなってきていて、駐妻達の足は、もっぱらシーローやタクシーが主になってきた。また、タイの駐在家庭は夫がお財布を握っている家庭も多いので、駐妻達は生活費とお小遣いを夫から毎月貰っている家庭も多い。「バンコクマダム」なんていう言葉があるように、なんとなく、駐妻はお金持ってるイメージの人もいるだろうけど、実質はそんなに持っていなくて、倹約している家庭も多いんだ。

駐妻の装い

暑い国だけど、駐妻達ってどんな服装なの?って、これから来タイする人達は思うだろうけど、至って普通。日本と変わらず、肌の露出を控えた格好の妻達が多い。チュニックにロールアップジーンズ、あとはレギンスなんかも人気だ。タイでは日本人受けする洋服はあまり売っていないので、日本から買って持ってくる人も多いようだ。一昔前は多かった洋服のお仕立ては、最近はあまり見かけなくなった。

生地を買ってお仕立てしてもらうと、思ったよりも意外と高いせいかもしれない。ちなみに前述のレギンスは、タイ人はもちろん諸外国の方々から、「うわ!なんでスカートやパンツの下に、また穿くんだよ!日本人ダセェ!」と言われているので、日本以外ではあまりオススメしない。それでも「いや、日本のファッション最高!誰が何と言おうと日本のセンスを貫き通すぜ!」って駐妻がいたら、それはそれで格好良いと思う。

駐妻の習い事

駐妻の朝は早い。何しろバンコク日本人学校のお迎えのバスの時間が早い。そのうえ給食がないので、早く起きてお弁当作りをしなければならない。そして、夫も朝7時くらいに出勤する家庭も多いので、お手伝いさんを雇っている家庭では、朝8時くらいから暇になる駐妻達も多い。もちろん駐妻達は家族ビザで来タイしているので、働くこともできない。でも安心!バンコクは習い事がたくさんあるんだ。

タイ語、ヨガ、カービング、スクラップブック作り、ネイル等、駐妻達は皆、最低でも週1回、普通でも週3回くらいは習い事に出掛けている。習い事は日本に比べると格安だし、特に誰もが一度は習うであろうタイ語は、初めてバンコクに来た駐妻達の良い友達作りの場になっている。しかし、残念ながら、タイ語の上手な駐妻はほとんどいない。ほとんどの駐妻は、友達がある程度できるとタイ語をやめてしまうから。日常生活で使うタイ語もおぼつかない駐妻達が多いけど、なんとか暮らしていける、それがタイ。

駐妻の楽しみ

駐妻がよく行く、安くて巧いネイルサロン、その名もゲーガイ
駐妻がよく行く、安くて巧いネイルサロン、その名もゲーガイ

タイはエステやマッサージが安いってことは有名で、それ以外にもネイルも安い。マッサージは250Bくらいからあるし、エステも1000Bくらいで受けられるお店もある。

ネイルなんて、駐妻達に人気の格安ネイル&ヘアサロンのゲーガイでは、ジェルネイルが500B台だ。なので、駐妻達の8割以上はネイルしているし、エステやマッサージもこぞって行っている。女性に生まれた幸せを満喫できる国、それがタイだ。他にもタイの良いところは沢山あって、タクシー代やシーロー代も安いし、市場で買えば何でも日本より安く手に入る。

お手伝いさんを雇えば家事なんてしなくていいし、タイ人は子供に優しいので、子連れだとレストランで食事している間に子供を見ていてくれたりするし、ナニー(子守)を雇えば日中1人で外出できる。また、親や親戚が近くにいないので、気楽ということもあるようだ。

駐妻の苦労って?

お気楽極楽だけではなく、妻達の苦労もある。タイの駐妻は、ほとんどがバンコクのスクンビットエリアに集められているだけあって、日本よりも狭い村社会を痛感する。同じアパートでハブられでもしたら最悪だ。妻達は、それは気を使って生活をしなければいけない。それに、バンコクに駐在になった駐在員は、夜の接待なるものも存在するし、夜のお店で意気投合、あまつさえタイ人の愛人を作ってしまう駐在員もいる。ここにきて、一気に女性としての苦労を背負い込んでしまう駐妻も少なくはないんだ。

エンジョイ!駐妻!

スクンピットにある歓楽街、ソイカウボーイ
スクンピットにある歓楽街、ソイカウボーイ

それでも、あまりの極楽生活に、最初は「タイなんてイヤ!イヤイヤついてきたんだからね!」なんて言っていた妻達も、最後は「帰りたくなーい!」と180度違う意見になっていたりするから驚きだ。どんなツンデレだよ。若くして来タイした駐妻などは、傲慢な性格になってしまったり、終いには夫が帰任の際、様々な理由をつけて夫を1人で日本に帰し、自分はタイに居残ってしまう妻までいる。

残念な話だ。そんな残念な話にならないように、「こんな生活は一生続かないけど、タイにいる間は楽しもう!」くらいの軽い感覚で、タイ生活をエンジョイできたらいいね。

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