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タイの日本人全裸騒動と今後の防止策

タイで変態行為をした日系企業
タイで変態行為をした日系企業

タイでヘンタイ事件

3月5日の夜、タイで世界の日系企業がため息をつくような不祥事が発生した。

日本の恥さらし 泥酔邦人団体客が全裸 タイ王室の保養地
旅行会社やホテルによると、日本企業に勤める男女の若者約90人が旅行に参加。5日夜にホテルで飲食後、浜辺に繰り出し一部の男性が全裸で海に入った。フアヒンには宮殿があり、国民に敬愛されるプミポン国王(88)が一時静養していたことで知られる。タイ人添乗員が「王室ゆかりの地だから節度を保ってください」と再三注意したが、男性らは聞き入れなかったという。(共同)

国王殿下のお膝元で変態行為

今回の日本人全裸騒動がタイの新聞にすぐに取り上げられた理由。それは、騒動が起きた場所がタイ王族の避暑地であるホアヒンだったこと。ホアヒンはタイ国王陛下が愛する宮殿や、各国の王族を迎えるための高級ホテルなどが立ち並ぶ閑静なリゾート地。その清き敷地内で変態的行動をとってしまったことが、たとえ親日国でも許されなかった大きな原因だろう。言わば、来タイ初心者によくある「タイだからなんでもアリ」という発想で、聖地に訪れていたことが今回の国際問題を招いていた。

タイ王室の保養地フアヒン
タイ王室の保養地フアヒン

卒業旅行とタイのIT事情

新卒社員に対して外国での仕事を経験させる海外研修。しかし、”研修”といいながらも、新卒社員である以上は数ヶ月前の大学時代に戻ったような雰囲気と化す事は想像できる。バンコクに降り立った最初こそは緊張しているが、「タイの事はすべて知っている」と言わんばかりの慣れた上司の行動に魅せられ、新卒社員は知らずにアメージングな卒業旅行に酔っていたかもしれない。「優秀な人財しかいない企業」であれば、日本の天皇陛下とも100年以上の交流があるタイの王族の敷地内で、無礼な行為をすることは許されないと知っていたはず。バンコクに拠点を構える企業として、タイの個人メディアの速さと恐しさを全く意識出来ていなかったことは非常に残念だ。

アメージング卒業旅行
アメージング卒業旅行

自社事業が裏目に・・・

謝罪文を公表した某企業はITと医療という2つの主力事業を展開。IT事業においては「SEOサービス(検索エンジン最適化)」や、普段あまり耳にしない「逆SEO対策」とも呼ばれるネット上の風評被害防止サービスも提供しており、発覚当初、同社はそのサービスを活用して証拠隠滅を図っていたようだ。しかし、それらの卑劣なやり方を見ぬいた日本のネットユーザーは、ソーシャルメディアなどを使って情報を拡散。数時間後には複数のまとめ系サイトに企業名があからさまになり、日本のマスメディアの目にも止まったと思われる。

産経ニュース
産経ニュース

新卒社員はブラックリスト入り

日本人全裸騒動で1番に残念な事は、これからリアルな海外の可能性を見せる企業が、グローバル人材の可能性を1つ失わせたこと。タイの地元メディアの情報によると、全裸騒動を起こした30名ほどの新卒社員は既にタイ警察によってブラックリストに載せられており、次回彼らがタイに旅行に来た場合は法に則して起訴されるとのこと。タイに可能性を感じて起業した日本人にとっては、この事実が本件の最も酷いポイントなのかもしれない。

ブラックリスト
ブラックリスト

日本人はエロい説再び・・・

日本のアダルトDVDが氾濫した影響もあり、タイ人からは「エロい」イメージを持たれている日本人。それも、今回の全裸騒動によって「エロくてド変態」という更にマイナスイメージを持たれるようになったことは、他の日系企業にとってもとんだ迷惑。風評被害防止サービスを提供する企業から、風評被害を受けるという最悪の状況と言わざるを得ない。

今後の予防策について

一部では「タイは自由で開放的な気分になるから仕方がない」という意見もあるが、そういった環境下であってもタイで変態行為を防止する方法はいくつかある。

タイ人はパパラッチ

日本よりも早くFacebookが流行り、「セルフィ」という自撮り文化が既に定着していたタイは、スマートフォンやソーシャルメディアを直感的に利用する。パタヤの繁華街で泥酔しタイ人と小競り合いを起こし、動画サイトにアップされることは日常茶飯事なので、飲酒時は周囲を気にしつつ量をよく考えて飲むことが重要になってくる。

バイタクも普通にスマホ
バイタクも普通にスマホ

文化・環境の違いを理解する

単純に物価の違いや緩さだけ東南アジア進出を試みる日系企業が後を絶たない。そんな中で今一度考えて頂きたいことは、タイ問わず海外は日本と環境も文化も異なる場所だということ。たとえ日本で有名な会社であっても、いくら警察にコネのある人でも、その国にはその国なり仕来りが存在し、守らない者は必ず処罰を受ける事を絶対に忘れてはいけない。

今後も日タイ両国に貢献できる誠実な会社が増えることを願う・・・

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Written by Ken

Ken

北海道のド田舎に育ち、札幌、東京、カナダ、アメリカ、タイ、ラオス、カンボジア、シンガポール、マレーシア、香港、中国、ベトナム、スイスを体験。酒で語らず珈琲で喋る

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