New Latitude Wine 新緯度帯ワインの魅力。番外カオヤイ編4-大地が育んだ自然の恵み

グルメ

タイ・カオヤイのワイナリー「GranMonte(グランモンテ)」は2011年、海外で43もの賞を受賞し、タイワイン業界でのトップに躍り出るとともに、その名を全世界に広めた。原動力は、オーナーであるウィスット(Visootha)さんの娘ニッキー(Nikki)さんが留学先の豪州から持ち帰った醸造技術によるところが非常に大きい。だがそれだけではなく、カオヤイの大地が育んだ自然の恵みもまた、グランモンテの成功を後押しした。

総面積2,168 km²に上る「カオヤイ国立公園」は、 ナコーンラチャシマなど4県にまたがる広大な自然公園で、域内の85%近くが密林で覆われている。棲息する動植物も多く、豊かな自然が今なお残されている。エリアによっては野生の象や虎を見ることもできるという。

標高1000メートルと高地にあり、1日の気温差は最大時15℃以上にも上る。熱帯にあるタイで、雨期(5月~10月)、冬(11月~2月)、夏(3月~4月)と珍しく季節がはっきりと分かれていることでも知られる。

地盤は石灰岩、花崗岩、礫岩が中心で、豊かな地下水脈を形成している。これが豊富な伏流水となって、近隣の周辺地域に良質な天然水を供給している。

グランモンテのブドウ園一帯にも花崗岩や礫岩が広がる。こうした比較的痩せた土地に植え付けることで、地中深く根を張った、丈夫で健常な苗木に育てることができるのだという。強い紫外線と激しい寒暖の差、ミネラルをふんだんに含んだ地下水脈が、濃厚なブドウ果実を育てている。

ウィスットさん、ニッキー親子には、気負いも奢りもない。今日もウィスットさんは朝5時には起床して農場を見て回り、ニッキーさんはワイン工場に籠もって熟成状況を観察する。大地から与えられた自然の恵みを確かな手で製品に仕上げ続ける毎日。今年の新酒にも期待したい。

GranMonte(グランモンテ)
オーナーのウィスット氏が創業したタイ東北部ナコーンラチャシマ県にあるワイナリー。15年ほど前からブドウ栽培を始めたが、ワインの醸造は従来は委託生産が中心だった。豪州アデレード大学醸造学部にワイン留学した実娘ニッキーさんが帰国して以降は、敷地内にある自社工場でワインの醸造を開始。2011年には海外で43もの賞を受賞するなど、世界に「タイ産ワインあり」の名を轟かし、話題となっている。人気急上昇中の同ワイナリーを7月上旬に訪ねた。

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