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角度を変えてタイからアジアを覗く

New Latitude Wine 新緯度帯ワインの魅力。最終回-リッチで膨らみのあるボディ

【2011 Viognier Granmonte】(ヴィオニエ・グランモンテ)生産地:カオヤイ

タイ産ワインの存在を本場フランスの関係者に知らしめたクオリティー高い出来栄えの白ワイン。タイを代表するトップグレードの1本と言っていい。

政府主催の晩餐会でも使用される美しい黄金色は、各国首脳からも高い評価を得ている。フランスの首脳を唸らせたとの逸話も伝わる。

ほのかなナッツ香と蜂蜜香から醸し出される複雑さは、ワイン好きには堪らない。一口含んだだけでまとわりつくリッチで膨らみのあるボディに、深い心地よさを感じずにはいられない。

ソムリエ:Koji Haraからの一口ポイント
フランスの高級白ワインと比べてもひけをとらない1本。タイ料理だけでなく、フランス料理にも合わせられるほどの実力を持つ。クリーム系のソースを使った白身魚のソテーなどとの相性は抜群だろう。

ソムリエ:Koji Hara
愛知県出身の42歳。2001年ごろからタイと関わるようになり、バンコクでワインバーを経営したことも。ソムリエのほか、日本酒の利き酒師の資格も持つ。HPアドレスは次のとおり。


http://www.bacchusonline.net/

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新企画「New Latitude Wine(新緯度帯ワイン)の魅力」

ワインの産地は、フランスやイタリアなどの伝統的な南欧州を旧世界「オールドワールド」と呼ぶのに対し、米カリフォルニア、チリ、豪州などの新興国を長らく「新世界」と呼んで区分を明確にしてきた。

ここに近年、新たに加わったのが、「New Latitude Wine(新緯度帯ワイン)」と呼ばれる産地。北緯・南緯ともに30~50度が最適な緯度帯とされてきたワイン醸造で、北緯50度以北のオランダ、デンマーク、ポーランド、北緯13~15度のタイで造られるワインは、かつての常識を超える存在として注目を集めている。

新企画では、新緯度帯ワインの筆頭株、タイ産ワインを紹介した。(完)

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