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タイ商務省直営の安売り店、2000店設置も目標達成できずブーイング

タイ商務省の肝いりで始まった直営安売り店「トゥークジャイ」プロジェクト。開設累積店舗数がこのほど2000店を達成したが、目標としていた「5月末までの1万店突破」にほど遠い現状に、開店待ちの申込者からはブーイングの嵐が起こっている。

トゥークジャイは、既存の民間小売雑貨店を活用。売り場の一部を専用コーナーとし、政府の助成の下、米や雑貨、油などの日用品を市価の70~80%程度の値で安売り販売するとした商務省の施策。4月末までにバンコクほか15の都県で2000店舗まで増やし、5月末までに全国1万店舗とする計画だった。

ところが、参加希望者が殺到。認可手続きが遅れ、それに伴って商品の遅配なども発生したことから、新規開店のペースが大幅に落ち込んでいた。すでに6000店舗ほどに認可を与えているが、現在は、4000店舗ほどが開店待ちの状態。商品の納品遅れも深刻で、1~2週間の遅れはザラという。

商務省では今後、予算を増やして全国の村々にトゥークジャイを拡大していく計画だが、目標の1万店舗の達成がいつになるかは不透明な情勢で、杜撰な計画に開店待ちの申込者は苛立ちを強めている。

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