ペイオフ騒動も影響か? 最近のタイ人の預金事情。堅実さが浮き彫り? 国立銀行まとめ

ビジネス

経済が好調なタイ。タイ人が銀行に預けているお金は1口座あたり5万バーツ(約13万円)以下が90%と大半を占め、ペイオフ上限の100万バーツ(約260万円)以下に限ると99%超にも上ることが、このほど分かった。

タイ国立銀行が7月10日現在でまとめた一般預金状況によると、タイ国内に開設された銀行預金口座は約6784万口座。このうち、残高が5万バーツ以下の小口預金口座が全体の89.79%に当たる約6343万口座を占めた。

8月から予定されていたペイオフ実施による保護上限の100万バーツ以下に限ると割合はさらに急増し、実に全体の99.29%にも。タイ政府は社会的影響を考慮し6月下旬、ペイオフの実施を3年間延期する決定をしたが、預金者のペイオフに対する心理も少なからず影響があったものと見られている。タイ人の「堅実さ」が浮き彫りとなった格好だ。

タイのペイオフは、それまでの1銀行あたり5000万バーツを100万バーツに引き下げるという内容で、8月11日からの実施を予定していた。ところが、国民全体への浸透が進んでいないことや、好調な経済への影響の懸念から延期が決まった。

一方、100万バーツを超える大口預金口座も0.7%、実数にして約48万口座が存在することも明らかに。貧富の差が激しいとされるタイ社会の現状も鮮明となった。

銀行預金残高は、世界各国の経済事情もあって単純に比較はできない。アメリカでは株式投資などに個人が資金を投じることは日常茶飯事に行われており、銀行での貯蓄率は決して高くない。欧州では伝統的に貯蓄率が高いとはされているものの、金融危機の影響でここ数年は鈍化している。

一方で、かつて「貯蓄世界トップ」とされた日本。バブル崩壊後の低迷は目の覆いようがなく、例えば家計貯蓄率(可処分所得に対する貯蓄率)は10年余りの間に3分の1以下に低下。厚生労働省がまとめた2010年の1世帯あたりの平均貯蓄率でも「貯蓄なし」が全体の10%。実数にして500万世帯以上が、銀行預金を一切持っていないことが明らかになっている。

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