\タイ人が日本語で答える"ANNGLE-Q"/
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タイのミャンマー人

THAI MYANMAR
©liveforeverinseasia

サワッディーピーマイカ。あけましておめでとうございます。本年もたまことANNGLEをよろしくお願いいたします。

さて、お正月早々、日経新聞にタイにいるミャンマー人難民キャンプへの支援が減っているという記事が掲載されました。

タイでミャンマー難民支援激減、「学びの場」存続の危機 新政権発足で支援は国内集中

ミャンマーの国旗
ミャンマーの国旗

タイに暮らすミャンマー人

タイには多くのミャンマー人が住んでいて、バンコクでも工場・建設現場、飲食店、マッサージ店などを中心に働いている人が多くいます。人手不足が深刻なタイにおいて、いわゆる3K仕事も引き受けてくれるミャンマー人は貴重な人材。出稼ぎに来ているために簡単に辞めることもないため、多くの日系企業でも採用し、勤務実績をあげています。

また、メイド紹介サービスのウェブサイトを見ると、多くのミャンマー人が登録されています。バンコクでミャンマー人のメイドさんを雇っている人に話を聞いてみると、言葉の問題もあってコミュニケーションに多少の難はあるものの、人柄は穏やかでまじめだといいます。私が以前住んでいたアパートにもミャンマー人のメイドさんがいましたが、とても優しく穏やかな人でした。雇用主としての付き合いではないので仕事ぶりをどうこう言うほどは知りませんが、まじめに仕事に取り組んでいる様子を覚えています。お互いタイに住む外国人ということから親近感を持ってくれているようで、「今度ミャンマーに帰るときに一緒に行かない?」と今も声をかけてくれるのですが、まだ実現していません。

ヤンゴンのシュエダゴン・パゴダ

そんなふうにタイ社会で労働力の一翼となっている人たちがいる一方で、タイとミャンマーの国境付近には依然として難民キャンプがあり、帰国を果たせずにいる人たちの存在があります。少数民族ロヒンギャの問題は日本でも報道されていますが、そのほかにも多くの少数民族が国境地帯に暮らして不便な生活を強いられたり、経済的・政治的な理由で難民としてタイ側のキャンプにとどまって暮らしているといいます。ミャンマー難民への医療支援をしていることで有名なNGOメータオクリニック(http://japanmaetao.org)でも、近年は資金援助がミャンマー国内にシフトしているために資金不足だと、ホームページでも記載しています。

タイの人がみるミャンマー人

日系企業の多いタイの産業界において、大きな貢献を果たしているミャンマーの人たち。私たちは多かれ少なかれ彼らの働きに支えられていると言えます。では、タイの人たちはミャンマーの人たちについてどう思っているのでしょうか。

私の同僚数名に話を聞いてみましたが、ミャンマー人を見下している人(貧乏だからとか、いわゆる3K仕事にしか就けないからなど)や過去の歴史的な理由であまり良い感情をもてないという人、密入国などの犯罪を犯しているから嫌だ、などの否定的な発言がありました。個人的にミャンマー人を嫌うような出来事があったというわけではなく、「全体的にこういう人がいる」という前置きつきなのですが、外から見ているだけではわからない感情的なものがあるのでしょう。一方で、旅行先として選択肢に入れているというタイ人も多くいます。近くて遠いお隣の国、というところでしょうか。タイもミャンマーも仏教徒が多いということもあり、お寺を見て回りたいということもあるようです。

我々にできること

日系企業のミャンマー進出についてニュースになることが多いですが、タイにも多くのミャンマー人が暮らしていて我々の生活を支えていること、難民がまだまだいるということ、そしてタイの人たちを理解するためにも、タイとミャンマーの歴史を学び、私たちも理解を深めていく必要があると、年初より考え続けています。バンコクにいると衣料の寄付やボランティア活動などの機会があるので、今年は何か一つでも貢献できればと思っています。国を変えることはできなくても、自分の行動を変えることはできますからね。

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ライター
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