なぜタイの日本食がモテるのか?タイの日本食文化と歴史

ArayZ本誌 「タイにおける日本食」より
ArayZ本誌 「タイにおける日本食」より
ビットコイン取引高日本一の仮想通貨取引所 coincheck bitcoin

1980年代中頃に日系飲食料品の小売店がタイに進出、80年代後半に日本人向けの日本食飲食店が急増した第1次日本食ブームが起こった。

タイ国内で起きたスーパー日本食ブーム

90年代後半にはタイ資本の日本食食べ放題店がヒット。これを機にタイ人客が急増した第2次日本食ブームが起こり、一気に日本食がタイに浸透していった。

昨今では世界的に評価が高まる日本酒を扱う店も多く、特に富裕層の間で人気が高まっている。ジェトロの同調査によると、日本食を選ぶ理由について、「健康によい」「味が気に入っている」「見た目がきれい」がそれぞれ約4割で、「おしゃれ、ブームだから」という項目を上回っていた。

おしゃれ、ブームとしての日本食

もはや日本食はファッション、ブームだけではないといえる

現在、日本人経営、タイ人経営を合わせて、日本食飲食店はタイ全土で約1700店舗、バンコクでは約1100店舗(2012年6月現在、ジェトロ・バンコクおよびJROタイ国支部調べ)があり、バンコクへの出店ペースは減速しつつも成長傾向(地方の出店ペースは増加)にある。

タイ人経営の日本風焼肉店などもある
タイ人経営の日本風焼肉店なども

飲食店だけでなく、日系食品製造企業のタイ進出も増えている。タイ商業省に登録されている日系食品製造企業は約200社。

安価で豊富な農水産物が手に入るほか、日本品種の現地生産が可能、低賃金の良質な労働力、インフラが整備され、日本人にとって住みやすい環境などの条件が揃っていることも進出を加速させている。また、タイ国内や日本向けのみならず、タイを世界に向けての食品供給基地としている企業もある。

日本食を理解し始めたタイ市場
日本食を理解し始めたタイ市場

海外飲食産業に日本政府も積極的な姿勢

日本・農林水産省は今年8月、農林水産物・食品輸出について、2020年までに輸出総額を1兆円に拡大する方針を発表した。

その方針のひとつに食文化・食産業のグローバル展開を目指し、食品メーカーや外食産業などが積極的に海外進出できるよう支援するという項目があり、今以上にタイにも日系飲食店や食品製造企業が増加する可能性がある。

また、日本では日本産の安全・高品質な農水産物を集めた商談会やフェアなどを開催し、世界中のバイヤーを積極的に日本へ誘致。タイのバイヤーも大勢参加しているという。

(出所)ジェトロ・バンコク事務所
(出所)ジェトロ・バンコク事務所

外部参考リンク:
日本食レストラン数 1200店舗!日系飲食店がバンコクに進出する理由

記事が気に入ったら
いいね ! よろしく

Twitter で