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えっ?ミャンマーとインドネシアが急接近?どうするタイ?

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東南アジアでタイとライバルの国と言えば、見方はいろいろとあれども、域内最大の人口を擁するインドネシアを挙げることができるだろう。インドネシアもタイと同様、自動車など製造業の規模ではアセアンで1位、2位を争う国。そのインドネシアがここ最近、経済開放の進むミャンマーと急接近しているというのだから、隣国タイとしては穏やかでない。一体、何が起こっているのか。(写真:ANTARA NEWS)

Indonesia (2)

2015年末の経済統合が間近となった東南アジア諸国連合(ASEAN)。その首脳会議を翌日に控えた先月23日、ミャンマーの首都ネピドーーの大統領府に、インドネシアのユドヨノ大統領の姿があった。

馴染みの薄い外国要人同士の会談は、日本のメディアではどうしても簡単な事実だけの報道になりがち。会談の成果や、どのような会話がなされたかについては、ほとんど報じられることはない。ユドヨノ大統領訪問のニュースも、わずかに通信社が事実として配信しただけに過ぎなかった。

ユドヨノ大統領のミャンマー訪問は2006年3月以来、実に7年ぶり。2004年10月に大統領に就任後、GDP成長率で年率4~6%を達成してきた同大統領の任期も、あと1年半を残すのみ。2期目最後の重要施策として成長が見込めるミャンマーへの投資を選んだとしてもおかしくはなかった。

首脳会談では「ロヒンギャ問題」も話し合われた。
首脳会談では「ロヒンギャ問題」も話し合われた。

ミャンマーのテイン・セイン大統領との会談でユドヨノ大統領は、貿易関係のさならる強化を約束。現在は年間の総額で4億7500万ドル(輸入4100万ドル、輸出4億3400万ドル)に過ぎない両国間の貿易額を2013年中に2倍以上の10億ドル程度とすることで合意した。

とはいえ、未だ第1次産業が中心で、工業が未発達なミャンマーからの輸入額を一朝一夕に増やすことは非現実的。合意は事実上、インドネシアからのミャンマー向け輸出を大幅に増額することの確約にほかならなかった。

ミャンマーから見た国別輸出額割合(2011年、総額約91億ドル)
ミャンマーから見た国別輸出額割合(2011年、総額約91億ドル)
ミャンマーから見た国別輸入割合(2011年、総額約90億ドル)
ミャンマーから見た国別輸入割合(2011年、総額約90億ドル)

現在、タイは中国に次ぐミャンマーとの貿易相手国。特に天然ガスの輸入では群を抜いており、中国を凌ぐ38億ドル強の貿易輸入額を誇るが、輸出額に限ってみると、わずか6億8200万ドルしかない。2013年に一気にインドネシアに追い抜かれる可能性もないとは言えない。(数字はミャンマー中央統計局。以下同)

一方、ミャンマー政府は今後、インドネシアからの投資も積極的に受け入れていく意向を表明、インドネシア側に伝えた。2011年当時、ミャンマーへの直接投資は中国がトップの139億ドル、次いでタイの103億ドルと両国が3位以下を大きく引き離していた。この時、2億4200万ドルに過ぎなかったインドネシアが今後、どの程度、数字を上澄みしてくるかが注目される。

investment

このほか、ミャンマー・インドネシア間をめぐっては、インドネシア国内第4位の預金量を誇る国営ヌガラ・インドネシア銀行が、ミャンマー最大手のカンボーザ銀行と人材開発についての覚書を交わすなど民間同士の交渉も見られるようになった。同覚書の調印式にユドヨノ大統領自らが立ち会ったことも、全面支援する政府の姿勢を示したものとして受け止められている。ミャンマーの最大野党NLDのアウンサンスーチー氏も5月のインドネシア訪問を予定している。

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