タイ王国凄い人物列伝 Vol.3

1990年代中頃から日本中に吹き荒れたミッドセンチュリー・デザイナー家具ブーム。今でも強いあこがれを持っている方も多いと思います。しかし本物は現存するものが少なく、有っても高額かつ程度の良いものが少ない。買えば買ったで超高額なため家宝のように慎重に扱いがちなので、実用家具として思い切り使う事が出来ず、なかなかハードルが高い買い物デス。

憧れの部屋。タイで作っちゃいましょう!

憧れの部屋。タイで作っちゃいましょう!

と、いうことで、人件費の安いタイで実用に耐えるおしゃれデザイン家具をオーダーメードで作っちゃいましょう!

アンティーク職人

タイは、新築コンドなどを買う際、基本的にはコンクリートむき出し状態で販売されます。昔から家の内装や家具は自分で調達する文化のため、多くの内装屋やオーダーメード家具を作る会社があります。ただ、おしゃれな現代風の内装や家具を作るセンスのある業者を探すのはなかなか難しい。そこでデザイナーズ・アンティーク家具のレプリカを作るのが得意な凄腕の男をご紹介いたします。

彼の名はSHAY.

一見、香港映画「Mrブー」のホイ三兄弟の長兄のような怪しい風貌で頼りなさげに見えますが、なかなかの凄い人物です。実は彼は現在も映画製作の大道具として活躍していまして、現在進行形でいろいろな映画やCM撮影に関わっています。

Mr Shay。無理な注文をすると面白い反応をする。

Mr Shay。無理な注文をすると面白い反応をする。

以前私も日本やくざの葬式シーンのセットを作る際、少しお手伝いをした事があります。最終的には私の提案した意見はおおむね採用されらにもかかわらず、最後に監督が固執した、棺桶のディスプレイに般若と天狗の面を大量に使うという意見が優先され非常に残念な映像になってしまいました。

以前彼に頼んで作って貰ったアールデコ風アパレル店舗の内装品。基本木製家具が得意だがこういう金属加工もOK。

以前彼に頼んで作って貰ったアールデコ風アパレル店舗の内装品。基本木製家具が得意だがこういう金属加工もOK。

彼は数年前に自分の店を持ち、レストランの内装家具や入手困難なデザイナーズ家具のレプリカを一点から作製す会社を始めました。彼自身古いものが大好きで、愛車は1967年製の縦目ベンツをきれいにレストアして乗ってますがかなりかっこいい。

タイでのモノづくり

タイで物を作る際、言葉の壁等の問題とあまり積極的に新しい事を理解しようとしないタイ人気質等の問題で、自分の頭で欲する物を製作者側に伝え、実際に形にするのは非常に困難です。サイズ等は指示通りに出来ているのだが、なんか違うよね?!という事が多々あります。しかし、彼の感性はなかなか鋭く、英語はあまり得意ではないのですが、すべてを言わなくてもピンと来てくれるセンスがあり、1から物を作る場合に非常に助かります。

資料は彼がたくさん持ってますのでその中から選択することも可能

資料は彼がたくさん持ってますのでその中から選択することも可能

注文は簡単。自分のあこがれの家具の写真を彼に見せれば、できる出来ないを即断してくれます。あとはサイズの指定や素材の指定などの細かい打ち合わせをするだけ。使う木材などにより値段が違います。現在では伐採禁止のオリエント急行や 20世紀を代表する豪華客船クイーンエリザベス2号の内装などにも使われた超高級素材チーク材なども中古建材など探して調達してきます。新築コンドの内装を丸ごと彼にまかせるのも可能です。

左のテーブルで12,000B~ 右のデスク22,000B~使う木やサイズで値段が変わります。

左のテーブルで12,000B~ 右のデスク22,000B~使う木やサイズで値段が変わります。

魅力的な価格帯

値段も、ラバーウッドやプライウッドという合板をメインで使えばIKEAの使い捨て家具と同じ位で出来ると思います。内装については私は実際にやったことはないので直接彼に確認してください。場所はJJウイークエンド・マーケット正面向かい、Kampaeng Pet MRT Station①出口を出て目の前にあるマーケットの中です。平日はなかなかつかまりませんが週末はここにいるようです。

ALL PRODUCTS 1975/MR SHAY
087-889-7987
allproduct1975@gmail.com

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